要side
正直驚いている。
自分にこれだけの才能があることに。
父さんは俺が生まれる前に死んじゃって、母さんはそれを機に塞ぎ込んでしまったから。
2人がどれほど才能があるか知らない。
ずっと独学で頑張ってきた。
けど、それじゃダメだから今ここにいるんだよな。
翠...俺の能力の具現化。
ここでなら俺の潜在能力が全て発揮できる。
ゴールがわかってたら闇雲に頑張らなくて済むからな
...折角掴んだチャンスだ。絶対ものにする!
...くそ、全部防がれてる!
相手も同じ能力だし、そりゃそうだよな。
桜花の守護天華は今の俺のパワーじゃ絶対壊せない。
でも、視界を奪うことならできる!!
『要が翠の後ろに瞬間移動する』
『要の攻撃を守護天華でガードする』
『翠の守護天華が壊れる』
はは、そうだよ。
本来はこういう戦い方がしたかったんだ。
だけど、能力インストールの容量的に出来なかったんだ。でも、支配に上がればこれくらい容易だ。
『翠の眼が変わる』
あれは...
叡天の眼だな。
俺はこの眼の効力を知らない。
この実践で習得してみろってことか。
おもしれぇ。やってやるよ。
まず、眼にオーラを流すんだ。
そうしたら月花さん曰くぬるま湯に浸かっている様な感覚になるならしい。
月花さんが叡天の眼を習得した時に気になって聞いてみたんだ。
『要の眼が変わる』
!
見える景色が変わったから成功なんだろう。
翠side
主様の叡天の眼は、青紫。
つまり、青系統が主で、赤系統も混ざってる。
効果は、属性の視覚化。
相手自身や技だったりの属性がわかる。
ということは、相手の弱点をついたりできるし、
相手への対策が練りやすい眼。
でも主様をそれを把握できていない。
さあ、どうくる?
...え?
...考えましたね。
主様は自分の能力はわからないけど私の属性が見えている。逆に私は主様の特殊属性のせいで主様のオーラが何もわからない。
だから主様は後攻の方がいいと判断したんだ!
...いいでしょう。主様の能力。翠が魅せてあげますよ
主様には到底到達出来ない世界を












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。