家の前に着いてから気付いた。此奴いつの間にか恋人つなぎに変えてやがるぞ…。
マナのポケットに手を突っ込んで家の鍵を探って探って、結局見つからなくてマナに鍵開けて貰って家入ったのはここだけの話。
…カレーは明日でいいや。現在午後8時、カップラーメン食べて寝よ寝よ。
どこやったー言うて真剣にカップ麺探すマナの横顔クッッッソイケメンでイライラするんだが。何食ったらそんな顔なんだよ、何したらその顔なんだよッッッッッッ!!!!!
わ、カップ麺みつかったんや。ポット~、ポット…これか。うっし、電源入った~…
タイミング良く隣に来たマナに寄りかかり、ため息を1つ零した。
私、その時おねむで頭働いてなかったんだよね。
眠くなったら凄くマイペースになるんです。私。
hbc side
それは俺が耐えれるかわからんねんけど…(
まぁ、どうせ明日にはあなたのhbcに呼ばれたい名前のベッド届いとるやろうし、今日くらいええやろ。
…。あなたのhbcに呼ばれたい名前が俺のこと好きになる前に、俺があなたのhbcに呼ばれたい名前のこと好きになってもうたなぁ…w
【恋】と言う名の『心の病。』恋が実るように自分で努力せなあかんなぁ…。
俺はいつの間にか眠りに更けていた…。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!