第14話

二章 Ⅲ
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2024/06/11 09:00
どうせ、みんな仲間になったって、
(なまえ)
あなた
全員、裏切るでしょ、?
そんな言葉すら、泡のように溶けていって…
すべてが伝わらない。
真実なんて、わかってくれない。
みんなみ〜んな、わかったふりをして、
わかってない
私の全てを、
僕の全てを
愛してくれるのは
一体、どこの誰ですか?
僕の、完全な、
(なまえ)
あなた
運命の人は、助けてくれますか?
いいや、そんな言葉は
まるで bad∞endの御伽話のように





愛されて、結局は裏切られ、死んでしまう?
消えてく…?
僕の存在すら、生きることさえ、
(なまえ)
あなた
許されない?
まだ、わからない
いや、わかりきってることかもしれない
インモータルな救われない世界の片隅に
僕は、堕とされたのかもしれない
ことなんて…わかっているから
(なまえ)
あなた
…ダレモシンジチャイケナイ
だけど…
今みでのシアワセだった世界は
【僕の救いだった】と、
果たして、
言えるのだろうか

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