第4話

間話、
831
2023/07/13 11:20 更新
 こちら深夜テンションで仕上げた物です




─社長室


  福沢視点 」



 こん こんっ 


 リズミカルなノック音が静かな社長室に響き渡る,このノックの仕方は乱歩だろう。この時刻に来るということは矢張り準備の手伝いを頼みに来たのだな…

 うむ、と悩みつつも
 乱歩の困る姿を思い浮かべては
 ふと溜息を吐き
福沢
 入れ。 
 渋々手伝ってやることにした 
江戸川
 も~社長遅いよ~!! 
江戸川
 ぼく暑い外で待ってたんだからね! 
福沢
 …はぁ、 

 挨拶も無しに入ってきたのは予想していた通り
 武装探偵社の柱とも言える存在の江戸川乱歩だった。
 「 社長室は相変わらず涼しいね~っ 」
 なんて言いながら寝転ぶ様子を見ると
 甘く育てすぎたか、と少し反省する
江戸川
 それより!!準備手伝ってよね! 
江戸川
 僕何を準備したら良いか分からないし! 
福沢
 … 
福沢
 …仕方がない。早く行くぞ 
江戸川
 わーい!ありがとー! 

 自分の都合を押し付けてくる様は
 誰だって苛立つはず、それでも武装探偵社は
 乱歩のことを拒まない。
 福沢だってそうだ,
 我儘な乱歩を拒むことなく寄り添い続けている
 それは全てを見透かす名探偵と
 その名探偵を支える福沢達で成り立っている
 1人でもかけたら駄目なのだ
 ""1人でも""

 
福沢
 なぁ乱歩 
江戸川
 なに?福沢さん 
福沢
 命を天秤にかける様な事はするなよ 

 少し圧を掛けて言えば
 乱歩の肩が大袈裟に揺れる 
江戸川
 え、な…なんのこと? 
福沢
 恍けるな。お前の考える事くらい 
 少し考えるだけで分かる 
江戸川
 …社長が危機に陥らない限り 
 僕はそんなことしないよ 
福沢
 そうか。 
江戸川
 そろそろ準備しよ~っと 
江戸川
 社長!ちゃんと手伝ってよねー! 
福沢
 分っている 
福沢
 … 






  


 太宰。
 乱歩の事、頼んだぞ。 

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