こちら深夜テンションで仕上げた物です
─社長室
福沢視点 」
こん こんっ
リズミカルなノック音が静かな社長室に響き渡る,このノックの仕方は乱歩だろう。この時刻に来るということは矢張り準備の手伝いを頼みに来たのだな…
うむ、と悩みつつも
乱歩の困る姿を思い浮かべては
ふと溜息を吐き
渋々手伝ってやることにした
挨拶も無しに入ってきたのは予想していた通り
武装探偵社の柱とも言える存在の江戸川乱歩だった。
「 社長室は相変わらず涼しいね~っ 」
なんて言いながら寝転ぶ様子を見ると
甘く育てすぎたか、と少し反省する
自分の都合を押し付けてくる様は
誰だって苛立つはず、それでも武装探偵社は
乱歩のことを拒まない。
福沢だってそうだ,
我儘な乱歩を拒むことなく寄り添い続けている
それは全てを見透かす名探偵と
その名探偵を支える福沢達で成り立っている
1人でもかけたら駄目なのだ
""1人でも""
少し圧を掛けて言えば
乱歩の肩が大袈裟に揺れる
太宰。
乱歩の事、頼んだぞ。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。