第18話

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2026/03/24 23:22 更新
w
ど、け、!!!
 こんな雑魚に殺されるなんて屈辱味わってたまるか、
w
だあああっっ!!!
 
 刀にスキルを巻き付け、あたり一帯を薙ぎ払った。
 血飛沫が視界を塞いでる間に腕を振り解き、結界の外へ一歩踏み出し、刀を手に収める。

 見えない空気に刀を突き刺すと、ガラスが割れるような音と共に、一段暗くなっていた内側に光が当たった。






w
はぁッはあッはあッ、っが、ゲホゲホッ、が、はあ、はあ、
ついに、お前に報いを受けさせる時が来た
 地面に倒れ込んでいる俺を、拘束もせず見下ろしている。

 激しく上下する胸に、土と血がたくさんついた靴をぐりぐりと押し付けて、愉悦に浸っているようだ。
あの世でじっくり罪を償うことだ…!
 気色の悪い仮面を被った男は、俺の手にある刀を持ち、喉元にあてて




f
なにやってんすかこれ笑
w
ーー
 
w
ぁ、、?
おま、お、おまえ、
 仮面の男の手に握られた刀は、涼架にあっけなく取られてしまう。
 誰も一歩も動けないまま、涼架にただ観察されるだけだった。
f
失魔結界で滉斗にミジメな思いをしてもらいたかった…。
そんな思考が混じってたのは事実だけど
f
勝手に痛めつけてくれちゃって
f
ねぇ、?笑
 
 そこには、先ほどまでの喜楽の表情が抜け落ちた、店員の顔があった。
ッは、!
ゴボッ
 俺の手を引っ張って、立たせてくれた。
 刀を布で拭き、店員の肩にあてる。
 
 ザグッ




f
ういー、ごっつぁんです
 全てが、一瞬のうちに終わっていった。
 
f
あぶね、もらった服汚すところだったや


f
あら、随分と消耗してらっしゃいますけど
w
随分とまあ、ふざけたことを、言ってくれたな
w
どういうことだ、説明しろ
f
滉斗。

 突然、真剣な顔つきで俺をみつめて、名前を呼んだ。


 目が合う。そこで一気に現実に処理が追いついたようで、思わず顔を手で隠す。


w
な、なんで目みて
f
こっち向いて
 







カシャッ
f
っやば、えぐいの撮れた



w
んえ、?
f
ごめん
 後ろに隠された写真を取り上げる。
 あっと声を出して、取り返そうとするが、ひと睨みすれば動かなくなった。


 
f
いやあの、別に滉斗がかわいかったとかで撮ったわけではなくてですね!?
w
これで、涼架の願いは、叶えたってことでいいな?
f
う、うん、いいよ、もちろん!
f
これもしかして、許してくれそうな感じ、、?

f
…みたいな感じで、滉斗、がんばって克服したんだよ
o
(滅茶苦茶だ………)
o
涼架さんは大丈夫だったんですか? その後
f
はは、あはは
f
まあこんなかわいい滉斗を写真に収めることができたんだ!
f
あれくらいどうってことないよ! はは!
o
えと、その
o
お花摘みに行ってきます
f
はな?? なんでそんな急に
 

f
w
外で、話し合おうか

二人が夜な夜な殴り合っていた(というよりはわかいが一方的にぶん殴っていた)のを窓から見ていた俺は、
もう二度とツノの話をしないようにしようと思った…。

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