第3話

𝖊𝖕𝖎𝖘𝖔𝖉𝖊𝟐
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2024/12/30 05:06 更新
松本剛
そう言えば、任務どうだった?
山崎颯一郎
いや、それが〜!!
臨時会に呼ばれて、移動している途中、剛さんは俺たちの任務について詳しく聞きたかったのか、颯一郎と仲良く喋っていた。
神格者と言えど、魔法局とは神聖な場所。
礼節は弁えるべきだというのが職員の本音なのだろうが、行き交う職員は、神格者のただならぬ気迫に怯えてか、誰も顔にすら出さなかった。
松本剛
へぇ、由伸の砂が弾かれるなんて珍しいねぇ〜。
山本由伸
辞めてくださいよ(笑)ただでさえ臨時会で報告するの嫌なのに(笑)
山崎颯一郎
俺も水弾かれたしなぁ、、、。
松本剛
なんだろう、五摂家が強くなったのかな?
山本由伸
さぁ、、、?
五摂家と言えど、fatalを仕切っているのは闇を扱う一族であって、残りの五摂家はそれに従っているだけ。


そんな仲でこれほどの力は、、、。
松本剛
あ、ついたね。
じゃあ俺後ろから入るから。
山崎颯一郎
え、?一緒に前からじゃないんすか!?
山本由伸
裏切ったな(笑)
炎を背負う彼はニコッと笑ってそそくさと後ろから入っていった。
山崎颯一郎
えぇ、、、幾らなんでも嫌だ、、、。
山本由伸
しょうがない。覚悟決めろ。
山崎颯一郎
うぇぇ、、、。
駄々を捏ねる颯一郎のローブを引っ張って、部屋に入った。




ガチャッ






柳田悠岐
おっそいのぉ、、、。
山本由伸
しょうがないでしょ。任務だったんだから。
部屋に入って飛んできた第一声は
『おっそいのぉ、、、』
だった。
今宮健太
まぁまぁギータさん。
松本剛
案内も遅れ気味でしたし。すみませんでした。
擁護の声に顔を顰めたが、特にそれ以上する様子も無かったので、はじに座っている議長に一礼し、席についた。
細長い半円状の机には、12席あるが、そのうちの2席がまだ埋まっていなかった。
山本由伸
まだいらっしゃらない方がいる様ですがそれは?
議長
4英傑の源田様と、神格者の辰己様ですね。
山本由伸
辰己さんですか、有難う御座います。
一応の会議という体裁を守り、議長に丁寧な口調で話しかけた俺は、柳田悠岐に向かって言い放った。
山本由伸
辰己さんもまだ来ていない様ですし、アレほど詰める必要は無かったかと。
山崎颯一郎
よ、由伸!?
先ほど喧嘩腰では無かったからか、颯一郎は驚いて此方を向いたが、お構いなしに言った。
山本由伸
4英傑である貴方が、我々4英傑という同等の立場の魔法使いに説教など、、、言語道断ですね。
柳田悠岐
何、、、?
今宮健太
ギータさんっ!!
山崎颯一郎
由伸!!
杖を抜いた柳田に、由伸は素早く反応し魔法を放った。
ドシャッ
音を立てて砂が崩れていく。
魔法を止めたのは柳田でもなく、今宮でもなく、颯一郎でも無かった。
山本由伸
何するんです、、、?












山本由伸
外崎さん。
杖をしまい、立ち尽くし此方をみている柳田を横目に、魔法を放ってきた外崎さんを見た。
外崎修汰
臨時会とは言え大事な会議。4英傑ということを差し引いてもその態度は頂けない。
外崎さんが放ったバリアの魔法で砂は崩れ去り、これ以上何もすることは無くなった。
会議の場とは言え、アレだけ吹っかけてきた柳田も大人しくなった。
山本由伸
大事な会議、、、ねぇ。
山本由伸
すみませんでしたね柳田さん。
柳田悠岐
、、、。
大人しく席に戻り、机に置いてあった会議資料を見た。
ガタッと立ち上がっていた颯一郎も元に戻り、由伸にコソッと話しかけた。
山崎颯一郎
何してんだよ由伸!!危なかったろ!!
山本由伸
あの砂を塞いだバリア、覚えがある。会議が終わったら少し付き合え。
山崎颯一郎
覚えがあるって、、、それどころじゃ、、、!
山本由伸
柳田は既に反応していた。俺が砂を出さなければ危なかった。
山崎颯一郎
え、、、?ってそうじゃなくて!!バリアに覚えがあるってなんだよ!!
一言、普通の声で発した。
山本由伸
いつか、分かるさ。

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