フランシスに蹴飛ばされた芥川を見た敦は、
周囲に逃げ道がないか探す
エレベーターに駆け込んだ敦は体でボタンを押す
しかし、扉が閉まる寸前、芥川が滑り込んでくる
エレベーターの中で二人は背を向けながらその場に佇む
そう敦が云い終わる前に羅生門が敦の首を掴み上げる
羅生門で壁に投げ飛ばされた敦の襟を芥川が掴む
目を見開いた敦が呟く
エレベーターを降り、白鯨の甲板に出た敦と芥川に声が掛かる
芥川は異能力を発動する
天魔纏鎧、羅生門を全身に纏った姿へと変わる
フランシスは不敵な笑みを浮かべながら攻撃を仕掛ける
芥川の頭上からフランシスの蹴りが直撃し、
蹴りを振り払った芥川はそのまま右手で
フランシスを殴り飛ばす
芥川は高く跳躍し、フランシスを甲板へ叩き落とす
敦は腕、脚、目を虎化させた姿へと変わる
眼前に戦闘中のフランシスと芥川を捕らえると、
虎化した腕でフランシスを殴り飛ばす
芥川を払い除けて、フランシスへ攻撃を繰り出す敦
しかし、その頭上から芥川の一撃がフランシスへささる
フランシスは後退し、片膝をつく
フランシスの言葉に二人は目を向ける
敦と芥川の息の合った拳にフランシスは吹き飛ばされる
その勢いで、甲板は大きな煙に包まれる
芥川は異能を解き、地面に崩れる
芥川は立ち上がる
同時に強風が吹き、煙が晴れていく
フランシスの体が凄まじい光へ包まれる
強烈な風圧に、敦と芥川は吹き飛ばされる
白鯨の甲板には光の柱が途絶えることなく煌めいている













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。