前回の小説を消してしまって申し訳ありません 🙇
小説らしい小説を書きたくて新しいのを
作ったのですが前回の小説と内容が似ているので
消させていただきました
どうかお許しを & 本編をお楽しみください ♪
___ 放課後 ___
西日がアスファルトをオレンジ色に染める午後5時過ぎ
あなたは、無性に小説が読みたくなり
駅ビルで買ったが、立ち寄った駅ビルの出口で
最悪の足止めを食らっていた。
目の前に立ちはだかるのは、大学生くらいに見える
男二人組で、一人はスマホを片手にニヤニヤしながら
距離を詰め、もう一人は退路を断つように
背後に回っている。
うわ、最悪… なにかいい言い訳ないかな
これは正真正銘の大嘘
こんな頭激悪の奴が塾なんて行ってる訳がない
頭悪いから行く人もいるか…
じゃなくて!!
ここはもう、無視して逃げるしかないか
あなたは足早に通り過ぎようとするが、
男がひょいっと横に動いて行く手を塞ぐ
無視すればいいと分かっていても、いざ自分の
パーソナルスペースに知らない大人が入り込んでくると、
心臓が嫌なリズムで跳ねた。
駅前にはたくさんの人が行き交っている。
けれど、誰もがスマホを見たり、友達と笑い合ったり
していて、この小さな違和感に気づく人はいない。
都会の無関心が、今はひどく冷たく感じられた。
男の一人が、あなたのリュックのストラップに
指をかけようとした、その時
雑踏の騒音に紛れない、低くて芯の通った声が
真横から割り込んできた
振り返ると、そこには黒いパーカーのフードを
被った男が立っていた
手にはコンビニのビニール袋中にはエナドリとグミの
袋でも入っているのか、カサカサと乾いた音が鳴る
男は、この状況を助けようという「正義の味方」
のような顔は一切していなかった
むしろ、昼寝を邪魔された野良犬のような、
心底面倒くさそうな、険しい目つきでナンパ男たちを
睨み据えている
ナンパ男たちが毒気を抜かれたように動きを止める
パーカーの男はらいの方など見向きもせず、
ただただ邪魔な障害物をどかすような仕草で
一歩前に出た
その言い草は、あまりにもストレートで、
容赦がなかった
でも、この人は助けようとしてくれた… ?
これで一段落つくかな……
一瞬怯んだナンパ男の一人が、連れの目がある手前
虚勢を張って声を荒らげた
あなたは思わず肩を震わせ、ギュッとリュックの
ストラップを握りしめる
どうしよう、余計にややこしいことになっちゃった…… ?
心臓が嫌な音を立てる
せっかく助け舟を出してくれたこの人まで、
トラブルに巻き込んでしまったのではないか
けれど、目の前の男は、眉ひとつ動かさなかった
顎で示した先には、確かに駅前の交番が見える
男たちは舌打ちを一つ残すと、「調子のんな」と吐き
捨てて、逃げるように人混みの向こうへ消えていった
急に訪れた静寂
いや、駅前の喧騒は変わらないけれど、あなたの
周りだけがぽっかりと真空になったような感覚だった
……行っちゃった。助かった、んだよね
ドクドクと鳴り止まない鼓動を抑えながら、
あなたはおずおずと、自分よりずっと背の高い
パーカーの男を見上げた。
まだ少し声が震える
助けてくれた男性は「あー、やっとどいたか」とでも
言いたげな顔で、手に持っていたコンビニ袋を
指にかけ直し、そのまま歩き出そうとしていた
精一杯の感謝を込めて、深く頭を下げる
正直、顔が怖くて少し腰が引けていたけれど、
無視して通り過ぎることはできなかった
返ってきたのは、相変わらず冷ややかな声
そうだよね…目障りだったかな…やっぱり怒ってるのかも
とあなたが不安げに顔を上げると、
その男は、ぷいっと顔を反対側に背けていた
けれど、フードの隙間から見える耳の付け根が、
夕日のせいだけとは思えないほど、じんわりと
赤く染まっているのが見えた
え …………
口調は相変わらず乱暴
でも、さっきまで男たちに向けていた「鋭い殺気」の
ようなものはどこかに消えていて、代わりに、
どうしようもなく気まずそうな、落ち着かない空気が
彼から漏れ出していた。
この人、もしかして……照れてる…… ??
あなたはもう一度確かめるように男を見上げる
ははーん、これは確定だな
これがいわゆる __ ツンデレだ
どうだったでしょうか !!
かっこいい言葉で表現したかったので頑張って
調べながら書きました ☆
今回はいるま先生だけでしたが次は他メン1人以上は
登場させたいと思います
お次に期待……











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。