前の話
一覧へ
次の話

第1話

✧ 1
159
2026/02/12 10:43 更新



 前回の小説を消してしまって申し訳ありません 🙇

 小説らしい小説を書きたくて新しいのを

 作ったのですが前回の小説と内容が似ているので

 消させていただきました


 どうかお許しを & 本編をお楽しみください ♪


 ___ 放課後 ___



 西日がアスファルトをオレンジ色に染める午後5時過ぎ

 あなたは、無性に小説が読みたくなり

 駅ビルで買ったが、立ち寄った駅ビルの出口で

 最悪の足止めを食らっていた。


ナンパ野郎
 ねぇ、制服似合ってるね どこ高 ? 
ナンパ野郎
 一緒に遊ぼうよ~~ 



 目の前に立ちはだかるのは、大学生くらいに見える

 男二人組で、一人はスマホを片手にニヤニヤしながら

 距離を詰め、もう一人は退路を断つように

 背後に回っている。


 うわ、最悪… なにかいい言い訳ないかな




あなた
 じ、塾があるので✋️ 



 これは正真正銘の大嘘

 こんな頭激悪の奴が塾なんて行ってる訳がない

 頭悪いから行く人もいるか…

 じゃなくて!!


ナンパ野郎
 えぇー真面目じゃん 
ナンパ野郎
 良いお店連れてってあげるよー 



 ここはもう、無視して逃げるしかないか


 あなたは足早に通り過ぎようとするが、

 男がひょいっと横に動いて行く手を塞ぐ

 無視すればいいと分かっていても、いざ自分の
 
 パーソナルスペースに知らない大人が入り込んでくると、

 心臓が嫌なリズムで跳ねた。


 駅前にはたくさんの人が行き交っている。

 けれど、誰もがスマホを見たり、友達と笑い合ったり

 していて、この小さな違和感に気づく人はいない。

 都会の無関心が、今はひどく冷たく感じられた。


ナンパ野郎
 少しくらい大丈夫だって ! 



 男の一人が、あなたのリュックのストラップに

 指をかけようとした、その時



いるま
 あーうるせぇ 響いてんだけど 



 雑踏の騒音に紛れない、低くて芯の通った声が

 真横から割り込んできた

 振り返ると、そこには黒いパーカーのフードを

 被った男が立っていた

 手にはコンビニのビニール袋中にはエナドリとグミの

 袋でも入っているのか、カサカサと乾いた音が鳴る


 男は、この状況を助けようという「正義の味方」

 のような顔は一切していなかった

 むしろ、昼寝を邪魔された野良犬のような、

 心底面倒くさそうな、険しい目つきでナンパ男たちを

 睨み据えている


ナンパ野郎
 え、あー 何、知り合い ? 



 ナンパ男たちが毒気を抜かれたように動きを止める

 パーカーの男はらいの方など見向きもせず、

 ただただ邪魔な障害物をどかすような仕草で

 一歩前に出た


いるま
 知り合いじゃねーけど 
いるま
 お前らの声、デカすぎて耳障りなんだわ 
 やるなら他所でやれよ、ゴミ捨て場とかさ 



 その言い草は、あまりにもストレートで、

 容赦がなかった

 でも、この人は助けようとしてくれた… ?

 これで一段落つくかな……


ナンパ野郎
 ゴミ捨て場…… ? 
ナンパ野郎
 お前何様だよ !! 



 一瞬怯んだナンパ男の一人が、連れの目がある手前

 虚勢を張って声を荒らげた

 あなたは思わず肩を震わせ、ギュッとリュックの

 ストラップを握りしめる


 どうしよう、余計にややこしいことになっちゃった…… ?


 心臓が嫌な音を立てる

 せっかく助け舟を出してくれたこの人まで、

 トラブルに巻き込んでしまったのではないか

 けれど、目の前の男は、眉ひとつ動かさなかった


いるま
 何様かって
 お前らよりはマシな生き物だろ 
いるま
 ……で、まだやんの ? 警察の前で 



 顎で示した先には、確かに駅前の交番が見える

 男たちは舌打ちを一つ残すと、「調子のんな」と吐き

 捨てて、逃げるように人混みの向こうへ消えていった

 急に訪れた静寂

 いや、駅前の喧騒は変わらないけれど、あなたの

 周りだけがぽっかりと真空になったような感覚だった


 ……行っちゃった。助かった、んだよね


 ドクドクと鳴り止まない鼓動を抑えながら、

 あなたはおずおずと、自分よりずっと背の高い

 パーカーの男を見上げた。
あなた
 あの … !! 



 まだ少し声が震える

 助けてくれた男性は「あー、やっとどいたか」とでも

 言いたげな顔で、手に持っていたコンビニ袋を

 指にかけ直し、そのまま歩き出そうとしていた


あなた
 ありがとうございます !!
 助けていただいて……本当に助かりました 



 精一杯の感謝を込めて、深く頭を下げる

 正直、顔が怖くて少し腰が引けていたけれど、

 無視して通り過ぎることはできなかった


いるま
 ……別に、お前のためにやったんじゃねーし 



 返ってきたのは、相変わらず冷ややかな声

 そうだよね…目障りだったかな…やっぱり怒ってるのかも

 とあなたが不安げに顔を上げると、


いるま
 …………… 



 その男は、ぷいっと顔を反対側に背けていた

 けれど、フードの隙間から見える耳の付け根が、

 夕日のせいだけとは思えないほど、じんわりと

 赤く染まっているのが見えた


 え …………


いるま
 ……さっさと帰れよ
 ガキがこんな時間にふらふらしてんな 



 口調は相変わらず乱暴

 でも、さっきまで男たちに向けていた「鋭い殺気」の

 ようなものはどこかに消えていて、代わりに、

 どうしようもなく気まずそうな、落ち着かない空気が

 彼から漏れ出していた。


 この人、もしかして……照れてる…… ??


 あなたはもう一度確かめるように男を見上げる


いるま
 ばっ、こっち見るんじゃねぇよ !! 



 ははーん、これは確定だな


あなた
 あれぇなんか耳赤いですよ~ ?? 
いるま
 は、はぁ !?!? ガキは黙っとけ !!!! 



 これがいわゆる __ ツンデレだ





 どうだったでしょうか !!

 かっこいい言葉で表現したかったので頑張って

 調べながら書きました ☆

 今回はいるま先生だけでしたが次は他メン1人以上は

 登場させたいと思います


 お次に期待……


プリ小説オーディオドラマ