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第24話

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2024/06/05 12:50
モブ
…ありがとね!!わざわざついてきてくれるなんて!
モブ
それな〜
まさか来てくれるとは思わなかったわ、あの“あなた”さんが!
あなた
ん…?、うん!
あなた
水、汲むんでしょ?
はい、バケツいっぱいになったよ!
モブ
あ!ありがと〜!








その瞬間体に伝わる冷たさと虹色の光












私の体にバケツの水をかけられたのだと気づくのにそう時間はかからなかった。











あなた
え…、?
モブ
調子乗ってんじゃねーよ、ブス
モブ
莉犬くんとどんな関係なのかは知んないけどさ?
話していい分際だとでも思ってるわけ?
モブ
それな〜。
それにるぅとくん、さとみくん、ころんくんとも最近ずっと話してんじゃん。






“調子乗らないでよね〜”


いつもなら気にもしない、その一言。



今日はなんだかやけに心に響いた。






あなた
…っ…(泣)









その瞬間、後ろから甘くて優しい香りに包まれた。








大好きで、安心する香り。








莉犬くん
莉犬くん
うちのお嬢様泣かせたのはどちらでしょうか〜?
モブ
えっ、莉犬くん、?
モブ
あれ、なんでこんなとこにいるの〜?





莉犬くん
莉犬くん
こっち聞いてるよね?
質問に答えて。
モブ
あ〜…!
これね!あなたちゃんと水汲んでたらあなたちゃんが水被っちゃって!
モブ
ねー…!
大丈夫?あなたちゃん!





あなた
っ…、
莉犬くん
莉犬くん
ふーん…そうなんだ!



あなた
え、…っ、?
モブ
うん!そうなの!










莉犬くん
莉犬くん
そんな嘘、通用すると思った?(笑)
莉犬くん
莉犬くん
こっちそんな馬鹿じゃないんだけど。
莉犬くん
莉犬くん
どうせお前らがなんかしたんだろ、分かるよ。





莉犬くん
莉犬くん
もういいよ、時間の無駄。
いこ、あなた。
あなた
えっ、あの、ちょっ─































懐かしい…それに尽きます。。。

キャラとか変になってたらすみません💦💦




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