教室に入って早々、おらふくんが話しかけてきた。
わざとうざい笑みを浮かべて煽ってみる。
おらふくんは煽りには乗らずダメージを受けていた。
……何故だろうか。
……そしてすぐにMENに助けを求めだす。
MENも急に振られて困惑気味だ。
やはりMENは(比較的)まともらしい。
……なんて思ってはいけなかった。
そうだ、今までの行動から鑑みて、まともな訳がない。
意味が分からない文脈でのノーコメントに混乱する。
おらふくんは何を血迷ったのかニヤニヤしながら言う。
日本語読解能力を何処かに捨てたのかと思ってしまった。
いや、元々ない可能性もある。
ものすごく棒読みだ。
一応訳すと「あぁいや違うよ仲良くしたいなぁ」である。
MENは個人的に扱いやすくて助かる()。
今の掛け合いで話が合うと感じるのはおかしいだろう。
流石に「ほら」を肯定することは出来ない。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。