第8話

鬼とニンゲンの関係性 ❤️🩵
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2026/07/19 11:34 更新
鬼滅の刃っぽさあります(主は…鬼滅好きなんすよね…)
Relu
え、と…
Relu
ここ…どこなの?
れるは、気がついたら薄暗い山奥に居た
木が生い茂り視界も悪く、木や草、川のような匂いしかしない
Relu
気味悪い…
Relu
どうやったら、帰れるの…?
森を歩いていると少し明るい空間を見つけた
そこに歩いていくことを選んだ自分を殴ってやりたい。
そこに行かなければ、この光景を見ることもなかった
そこには、沢山の狐の地蔵が置いてありそこの中心部には
人の✗骸とその✗骸を食べる後ろ姿があった
Relu
ヒュッ………
れるは一気に息の根が止まるのかと言うほどの恐怖に襲われた
音を立てずに逃げようとして後退りをした
その矢先、木と木に絡まる蜘蛛の巣に引っかかって後ろに尻餅をついてしまった
Coe.
ピクッ
アイツの身体が少し動いた気がした。
Coe.
?
Coe.
あれ、ニンゲン…?
Relu
………
あぁ…終わった…
Coe.
男の子…かな?
Relu
あ…あぁ……
Relu
そ、の……
ソイツはれるに話しかけながらゆっくりと歩み寄ってくる
そして怯えるれるの手を優しく掴んでこういった
Coe.
ニンゲンは…こんなとこにいたらダメだよ?
Relu
え、?
Relu
人間“は”…?
Coe.
うん
Relu
“は”って…どういう…
Relu
アンタは…人間やないんか…?
Coe.
そうだよ
Coe.
僕はニンゲンじゃないよ
Relu
え………、?
Coe.
僕は、鬼だよ
Relu
お、に…?
Coe.
そう。
Coe.
ニンゲンを食べて強くなる。
Coe.
それが鬼。
Relu
え、
れる、どうなってまうん…?
喰われる?✗される…?
Coe.
大丈夫。食べるとしても、
Coe.
僕は人を選ぶからね
Relu
選ぶ…?
Coe.
僕は、稀血は食べないんだ
Relu
稀血って…?
Coe.
珍しい血の持ち主のこと
Coe.
君は、稀血だから
Coe.
君のことは食べないよ
Relu
ホッ……
唐突に来た安堵感で風邪を引きそうだ…
Coe.
てか、君はなんでこんなところにいるの?
Relu
え、あぁ…その、親とはぐれてもうて…
Coe.
親…そうなんだ
Relu
帰り道もわからんくてな…w
Coe.
じゃあ、少しの間だけここにいる?
Relu
え、?
Coe.
ひとりで居て鬼に見つかって食べられるよりは
Coe.
いいんじゃない?
Relu
……せやな!
Relu
じゃあ、少しの間、ここにおらせてもらうわ
Coe.
うん。何かあったら僕が守るからね!
Relu
、ありがとな!
Coe.
れるち〜!ご飯持ってきたよ〜!
Relu
お!ほんま、に…って、それ人やんけ!
Relu
れるは人食えへんねんって!
Coe.
あ、そっか
Relu
覚えときや
Coe.
はーい
Relu
なぁ、アンタ、よう24時間起きてられるな
Coe.
…鬼だから…時間感覚なんてないようなもんだよ
Relu
…せやのに、この森から出るんは夜だけなんやな
Coe.
うん、もし昼間とかに森から出たら、……
Relu
……出たら?なに?
Coe.
…ううん、なんでもない
Relu
もったいぶらずに言えばいいのに
Coe.
(君は、知らなくていいんだ)
Coe.
ねぇ、れるさんはさ、
Coe.
もし親が迎え来たら、一緒に家に帰るの?
Relu
え?うーん、わからん
Relu
帰らんかも笑
Coe.
ぇ…なんで?れるさんの家は…
Relu
れる、実際親に嫌われてん
Relu
逸れたを言い訳に、多分山に残して行くつもりやったんやろ
Coe.
………
Coe.
悲しく、ないの?
Relu
おん!だって兄ちゃんたちの方が優秀やし
Relu
今はこえくんがおるし!
Coe.
…(あぁ、…神様、なんで僕のもとにこの子を連れてきたのですか)
Coe.
(なんでこんな世界に産んでしまったのですが)
Coe.
この子は、もっと幸せになる道があったかもしれないのに、
Relu
……どした、こえくん
Coe.
…ごめん、なんでもないよ、!
Coe.
今日はもう遅いし、れるさんも寝な
Relu
…おん!明日の朝には
Relu
また帰ってきとるか?
Coe.
うん、帰ってくるよ
Coe.
約束
Relu
…!おん!約束な!
そんな幸せは長くも続かなかった
朝起きても、こえくんはおらんかった
日が出かけている朝04:30頃
こえくんを探す為森の中を探し始める





見たくもない、思い出したくもない、そんな光景がれるの視界に入った






こえくんが血だらけのまま刀で木に固定されている
れるは一気に血の気が引いた気がした
目の前が真っ暗になって
思わずこえくんに走り寄った
その時後ろから聞き覚えのない声がした
モブ
やめろ!近づくな!!ソイツは鬼だ!!
知らない刀、服装、羽織、匂い、人
鬼だ?そんな事知ってる…れるの方が、お前より何倍も知ってる
モブ
お前!死にたいのか!食われるぞ!
食わない、こえくんは、れるのことは食わない、絶対
Relu
お前にこえくんの何がわかる!!!
Coe.
、…れる、さん…、
Relu
ッ、!こえくん!大丈夫や!今刀抜いたるから!
Coe.
れるさんはさ、…
Coe.
僕がれるさんのこと、食べないって言ったから…
Coe.
信じてくれてるんだね
Relu
当たり前やろ!こえくんのこと!信じとるから!
Coe.
…ねぇ…れるさん
Coe.
きのう…途中で言えなかったこと…あったんだ…
Relu
…あの時のか?
Coe.
…うん、実はね…鬼って…、日に当たると、焼けて…死ぬんだよ、
Relu
……は…?
日の出…?もう、日が出始めてるのに、今さら…
Coe.
もう、日、出始めてるよね
Coe.
結構深く、この刀、刺さってて…
Coe.
はずれないんだ…
Coe.
…もしかしたら、最後になるかも知れないから、言わせて…
Relu
最後なんて言わんでや、!絶対大丈夫や!れるが、れるが助けてる!
Relu
一緒に帰ろ、!
Relu
やから、…せやから…、そんな顔…せんで…
Coe.
れるさん…
Coe.
ぼくね…れるさんがここに来てくれて、
Coe.
側にいてくれて、
Coe.
信じてくれて、本当に…嬉しかったんだ
Coe.
どんなときでも、笑顔で横にいてくれる、れるさんのことが、
Coe.
僕は…大好きなんだ、
Relu
…そんな、こと、いわんでッ、!
Relu
れるが助けるから、やから…
Coe.
れるさんは…どうだった、?
Coe.
僕と過ごしたこの数ヶ月…どうだったのかな…
Relu
楽しかった、!今までに無いほどの幸せ感じた、!
Relu
もっと…一緒にいたい、
Relu
れる、こえくんと…離れたない…
Relu
約束……守ってや…
Coe.
…ぼ、くも…れるさんと…過ごせて…
Coe.
幸せだった、よ…
それ以降、こえくんが話すことはなかった
れるは、見るのが怖くて顔を上げられずにいた
こえくんに触れていたはずの手が
知らぬ間に木に触れていた





あぁ…神様…なんで…この時代だったんでしょう
もっと…何年も…何十年も後かなら…
こえくんとは…もっと長く一緒にいられたかも知れないのに
なんで…こえくんを鬼に産んだのですか…
れると同じ…人間なら…
普通に…人間として出会えていたら…
もっと…違う道があったのかも知れないのに
神様は…なぜこのような選択をしたのでしょうか…





いくつも考えている間に、こえくんの温もりすらも
消えていた
その後、れるは養子として施設にいれられた
そこにはれると同じくらいの年の子が沢山いた
毎日ご飯も出してくれて
お風呂にも入れてくれる
寝る部屋は温かいし
優しい大人の人もたくさんいる
でも、そんなに、シアワセが揃ってても
れるにとっての本物のシアワセは何処にもなかった
END

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