第7話

紀章襲来
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2025/10/12 16:37 更新
物々しい雰囲気で動画撮影が始まる。スタジオには安元と潤、奏がいる。

潤は性愛がないことを見抜かれたものの奏を押し倒し、本気でキスをする福山潤。奏はキスが大好きなので、拒むことはせずただ受け入れる。

徐々に甘い声を漏らす奏に見守っていた安元の理性が揺さぶられる。

すると安元の元に電話が。

安元「もしもし、安元です。」
??「そっちに、紀章さん行ってない!?」
安元「下野、どうした。いや、来てねぇけど。」
(電話)下野「紀章さんが、安元チャンネルのスタジオに向かってるんだ!多分狙いは奏ちゃん。潤が仮交際をしてるって聞いて血相変えて行っちゃったんだよ!」
安元「は!?マジかよ…。福山さんの件が片付いたっていうのに…。」

安元は急いで控室に向かう。

安元「小西さん!アイツが来ます!」
克幸「それは…阻止しないと。」

するとスタジオの方で潤の声が聞こえる。

潤「やめろ!!」

安元と小西は慌ててスタジオに戻る。するとー

2人の目に飛び込んで来たのは、紀章が奏にキスをしていたのだ。舌を絡め本気のキスをしている。そして、ゆっくり舌を抜く。唾液が滴る。

紀章「やっと…奏ちゃんの唇奪えたよ。しかし、潤のキスを受け入れてるとは思わなかったなぁ。」

奏は躊躇わず紀章の頬を叩く。

奏「そんな一気に私だって対処できません!」

紀章の頬を思いっきり叩いてから我に返り「大丈夫ですか?つい…ごめんなさい。」とあたふたする奏。

そのコミカルさに安元も克幸も笑ってしまう。
しかし、克幸は笑いながら紀章に詰め寄り胸ぐらを掴む。

克幸「ちょっと面貸せ。」

克幸がそのまま紀章を控室に連れ込んだ。

安元「あー。あれは、潤より重い罰がくだるだろうな。しかし、奏よくやった。俺が上書きしてやるよ。」

と言って優しくキスをする。
すると奏は耳を赤くする。

奏「もう。意地悪ですよ。」

奏はくるりと潤の方を向き潤に詰め寄る。

奏「潤くんのキスは私結構好きかも。潤くんしたくなったらいつでもしてくださいね?」

潤はその言葉に顔を赤くしながら狼狽える。
安元は奏の頭を撫でながら言う。

安元「そういうところが、奏のダメなところ。魔性の女なんて言われるんだよ。」

潤と安元と奏は控室の入口に立ち、紀章の説教を見守るのだった。

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