……酷い流れ弾だなぁ
烏天狗の赤い双眸に貫かれる
……似てるんだもん、知り合いに…
その玩具を見つけたみたいな、ただ純粋に“これ”で遊びたい!っていう目が。
……ふふっ急に人間らしい可愛いお願いが出た。
…本心であり、場を和ませたいという与一さんの本質なのかな?違うかもだけど、そんな気がする
義経さんがこちらに歩み寄ると、警戒する盛長さん達を目で制止し、頼朝さんも前に進み出した
均衡の糸を断ち切るように、義経さんは身をひるがえす
無言のまま弁慶さんたちもその後に続いていく
義経さん達の姿が見えなくなった時、私は場に合わないことを考えていた
……綺麗だった。折り重なる2振りの刀。義経さんの復讐心と頼朝さんの決意が反射し合うきらきらとした2振り。
また、見てみたい。
そう考えていると力がふっと抜ける感覚がした
とんっとんとん…と前に少しよろめきながらも身体を安定させる
その言葉を発した後、すっと熱が引いた感覚がした
…増えすぎでは…?
まぁ、元の世界の国の繋がりの人数よりかは全然マシだけど…
優美な衣を纏った男の人が笑みを浮かべながらこちらに歩いてくる。
康親さんは、お仲間って感じの雰囲気ではなさそうだけど
玉藻っちって…それに玉藻も塩対応…
…玉藻とも知り合いで、頼朝さん方ともお仲間…ではなさそうだけど知り合い。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!