ポタ…… ポタ……
縛られた両手では
自分の涙を拭う事さえできないから
身体も心もいっぱいいっぱいになってしまった私は
ユンギの肩に顔を埋めるしかなかった
ユンギは黙ってしまった
顔が見えないから
どんな表情をしてるのかも分からない
大きな手が私の背中に回る
泣き顔を見られたくなくて
ユンギの肩に顔を埋めたまま
ほんの少しの沈黙の後
ふぅ、と小さく息が漏れる音が聞こえた
咄嗟に離した顔を
温かい手で包まれた
自分でも分かる
今の顔は絶対ブサイク…
こんな顔、ユンギに見られたくないよ……
ほらね、ユンギも幻滅して思わず笑ってる
恥ずかしいを通り越して
また泣きたくなってきた……
ぐぐ、と急に中から圧迫される感じがした
そうだった……
ずっと繋がったままだったのを忘れていた
ろくに返事もできない私の腰に手を当てて
ユンギはぐりぐりと
前後に擦り合わせるように動き始めた
秘蕾が擦れて
少し潤いを失っていたソコからも
あっという間に愛液が溢れる
どれが好きとか
どこが好きとか
きっと私にもあるんだけど
ユンギとなら全部気持ちいいと思えてしまう
絶頂が近づいてくる
もうそれ以外何も考えられなくなって
自分でもいい所に当たるように腰が動いてしまう
お預けされていたせいなのか
いつもとは比べ物にならない程の強い快感が
全身を駆け巡って
まるで雷にでも打たれたように
身体がビクビクっと跳ね上がった
中がぎゅうぅぅ、と締まって……
熱い欲が放たれる感覚がした













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。