第2話

episode1 赤の世界
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2025/03/22 09:09 更新
太陽の光を受ける赤の国と同化している赤色のお城。

今から俺の家となり、今までもずっと住んでいたことにされるお城だ。

大きな新家にまだまだ俺は実感を感じることができなかった。



.
おい、さっさと歩け
up
はい、すみません…


王族になれば騎士様からの扱いも多少は変わる。


と、そんなことを思っていた時期が俺にもありました…

手首に巻かれた鎖は光を反射して無機質に光り、

俺の不安心を煽る。



.
王族について把握しているか?
up
…いえ、存じ上げません

そう答える間も頭を垂れて目線を下げる

相手はなんといっても腰に携えた剣で俺たち家族を脅した騎士様だ。

機嫌を損ねたらどうなるかわかったものじゃない
.
6つの国があるとは知っているだろう。
up
ごめんなさい、学校にも通ってないもので。
.
…そうか。
仕方ない、一から教えてやろう
.
王族として最低限覚えておかないとならないからな




…ずっとこいつ騎士様上から目線なんだよな。

今すぐにでも水責めにしてやりたいわ




.
まずは国の名前、これは絶対覚えておけ。



覚えられなかったらどうしようか…

尋ね返してしまえば機嫌を損ねてしまうかもしれないし…
.
まず白の国、赤の国、青の国、黄の国、緑の国、黒の国がある。
…心配いらなかったわ
up
なるほど~…
.
ここは赤の国だな
.
力としては赤=黄>青>緑>>白という感じだ。
up
…あれ、黒の国は?
.
…黒の国は謎に包まれている国なんだ。


へぇ。
…なぜ謎に包む必要があるのだろうか

その理由が俺にはわからなかった。
.
なぜ黒の国が謎に包まれているのかはわからないが黒の国のものなら詳しく説明されているはずだ
知りたいのなら尋ねればよかろう。

…騎士様でもわからないのか

聞く機会がいつあるのか分からないが遭遇したらぜひとも聞いてみたい

騎士様でもわからないのだから俺に教えてくれるのかはわからないが。

そんなことを考えていると、
騎士様が立ち止まる。


.
…着いたぞ。




目の前には遠目から見た時よりも大きく美しい新家があった。
up
おぉ、

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