どーも皆さんこんにちは!
綾瀬美羽です。
実はですね、
今イライラMAXです。
なんでかというと…、
はい。声優関係のスタッフさんと最近ずっと話してるからです。
しかも!あの綺麗な女の人!!
私、一応彼女…だよ?
面倒くさいって分かってるけど…
って事で!
"浮気ドッキリ"を仕掛けたいと思います!!
だって…、寂しいし。
これを気に私に構ってくれたら…なんて。
ちょっと心苦しいけど、私だって同じ様な思いしてるんだし!
そう頭を下げると、ないくんは少し考える素振りを見せてから、
そう、笑って言ってくれた。
さーて…
復讐の時間が始まります!!
話終わったりうらくんが、私に駆け寄ってくる気配がした。
わざとないくんに近寄り、横に移動する。
こんなに近くでその行為は聞いてないっ!!
推しにやられて、思わず顔が熱くなる。
ドッキリとはいえ、こんなの心臓保たないってぇー!!
……。
1週間くらいこのドッキリ続けようとしたけど、無理です。
良心が痛む。
ないくんは眉を下げる私を見て、おかしそうに笑う。
ないこside
りうら結構落ち込んでたな…。
殺気が酷かった。
まあでも、りうらもりうらでちょっと話し過ぎだったよね。
反省してるかな…。
次、か…。
少し考えた後、美羽は「あ!」と声を出した。
飲んでいたコーラを思いっきり喉に詰まらせ、思わず咳き込む。
人の彼女が言う事じゃない…。
やったらりうらにマジで殺される。
そう思っていた時、視界に赤髪が入った。
何度も見てきたから分かる。
りうらだ。
美羽は気付いてないけど、りうらはチラチラこっちを見てる。
…これ、最後のドッキリのチャンスじゃない?
キョトンとする美羽に、顔を近付ける。
真っ赤な美羽の頬に触れる。
キスするギリギリまで顔を近付けた。
触れそう…ってとこでパッと手を離す。
意味が分からないと言った様子の美羽。
すると、
美羽の後ろから出てきたりうらが、美羽を抱き締めた。
殺気立った瞳で俺を睨むと、美羽の手を引いて歩き出した。
俺が伝えたかった事を呟くと、美羽は目を見開いた。
何か言いかけてたけど、りうらに手を引かれたままどこかへ行ってしまった。
1人になった事務室で、ボソッと呟く。
美羽side
ドンッ!
りうらくんに手を引かれたと思ったら、そのまま人気のないとこまで連れて行かれて…。
壁ドン、されてる状況デス。
やばい。ネタバラシどうこうじゃない。
完全に怒ってる。
どう説明するべき?
そうグルグルと考えていると、りうらくんの顔が段々近付いてきた。
触れるだけ、だと思ってたのに。
舌、入って…///
頭が回んない。
視界がぼやける。
酸素が入ってこない。
ぷはっと口が離れると、私とりうらくんの口が銀の糸で繋がっていた。
ぶわっと顔が熱くなる。
キス、してたっけ。
数秒の間の後、りうらくんは目を丸くする。
りうらくんは黙った後、私をギュッと抱き締めた。
背中に手を回すと、りうらくんはもっと強い力で私を抱き締める。
キョトンとすると、りうらくんはニヤッといつもの小悪魔の笑顔を浮かべた。
ドッキリなんてやらなきゃ良かった…///
でも、ちょっと期待してたなんて。
絶対言えない。

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!