イキやすい身体
こんな良い身体
一体何人に見せてきたわけ?
何人が味わった?
ナカが少し緩んだタイミングで
指を引き抜いた
すぐにあなたが起き上がって
ゆっくり唇が重なる
艶かしい声に酔っていたら
シャツを捲りあげられた
望み通りに脱ぎ捨てていたら
パンツも下着もゆっくり下ろされる
あらわになった俺のモノを
見るより先に咥えたと思う
嫌いなヤツなんている?
嬉しいに決まってるけど
少し笑うとまた始まった舌の動き
舐め上げて 唇でキスをして
時々俺を見上げて 吸い上げて
こうしたらいいって分かってるみたいな
無駄のない愛撫...
咥えたまま強請る声は
ただ俺のに刺激を加えるだけ
解き放ちたくなるのを堪えて
あなたを抱きしめながら押し倒した
また落ち着いて流れみたいにそう言うから
隙をついてナカヘ押し挿れた
ゆっくりした律動の中
ちゃんと俺の目を見て答えてくる
自然と止まってしまった動き
あなたの手が俺の腕をゆっくり掴む
離れてた5年間に何があったかなんて知らない
あなたも知らないだろ?
俺がどうしてたか
俺たちがどうしてたか...
でもいいじゃん
あなたはあなただし
俺は俺だ
それを大切にしようよ
こんな陳腐な言葉じゃ
あなたは納得してくれないかな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。