第8話

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2023/06/11 10:42






『え?』


白浜「僕も…よく分からないんです」













「どうしたんですか??」


1人の男の子が話しかけてきた。高校生かもしれない。


畑野「あ…さっき、向こうの方見てきたんですけど何も無くて」

「えっ、人も?!」

「はい…こんな感じで」






畑野さんがスマホを出して写真を見せる。











「…なにこれ、フリー素材とかじゃなくて?」

『砂漠…ですか』

白浜「分かりませんが、とりあえず救助を待つしか」








ありえない。砂漠なんて

ここは日本じゃないのか。

でも、わたしはあの電車に乗って…












「あのー、駅員さん、まだ外部と連絡がとれないんですか?」

「すみません、」



「おかしい、ここはどこだ?」

「あー、なんでもいいから早く帰りたい。」











畑野「どうしましょう。このままだと乗客のみなさんが…」






















『……まずは乗客名簿を作りましょう。

お互い、名前も分からないんですからね。』








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