朝一番。
チャイムが鳴ったのでドアを開けてみると、ラウールがいた。
慌ててドアを閉めようとするが、ドアの隙間に足を捩じ込まれる。
いくら1年間何もしてこなかったとしても、
安心なんてできる訳ないだろ…!?
俺はラウールにドアを思い切り叩きつけて、家の奥まで逃げた。
タンスの中に隠れて、目を閉じる。
よりにもよって、何で今なんだよ…!
照はついさっき任務で外出したばかり。
戻ってくるまで、確実に1時間以上はかかるだろう。
それまでは1人でやり過ごさないと…
あれ、違った…と段々声が近づいてくる。
来るな。
…来るな!
さっきカモフラージュの為に開けた窓が役に立った…?
…少しすると、何の音も聞こえなくなった。
今なら出れる…!
ギィ…
ラウールに引きずらるようにして来た先は、近くの公園だった。
…? 誰かいる…?
その人は黒いフードを被っているせいで、顔が見えない。
フードに手をかけた。
パサリととったフードの下には、辰哉たちと同じような仮面があった。
俺が答えようが答えなかろうが関係ないようで、話を進めていく。
…そう易々と連れていかれるもんか。
「殺されたい」なんて思っていたことも忘れて、ただ目の前の敵に集中する。
力を込めて蹴りをいれた。
…が、全く効いていない。
足をダイヤモンドに掴まれてしまう。
そのまま腹を殴られる。
桁違いの強さに意識を失った。
大介くんの様子を見に来た俺。
…と思ったら、連れていかれる現場に遭遇した。
流石に2対1だし、大介くんを守りながらはかなりキツイから、仲間に連絡を入れようと
した途端スマホにナイフが刺さっていた。
あぁ、ミスった。
ごめん、タイト…
ズキズキと痛む腹を感じながら、俺は大介くんと共に謎の車に入れられた。
めめとラウが悪役っぽくなっていく…
入口も出口も見失っていますが、書きたいので書きます笑
あと宣伝ですが、新しい作品始めました!
(見てくださった方はありがとうございます😊)
(これを見て、「俺はこの人に殺される。」を見てくださった方もありがとうございます!)
めめさく(、いわさく)です












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。