第6話

5.意味深な言葉
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2024/05/30 05:47
nakamu
ふはッ、今日も派手にやられてるねー?
からかうように後ろから覗き込むようにしながらこちらを伺う
nakamu
随分派手な教科書!
罵詈雑言が書かれた教科書を見ながら煽るようにして吐き捨てる
モブ
なんであんなのがなかむくんと?
モブ
腹立つんだけど
あなた
nakamu
中身は〜?(パラパラ
了承も得ずに周りの目を気にせず構ってくる
モブ
しょーじき、調子乗ってるよね?
モブ
絶対そう、構ってもらっていいご身分で!
モブ
うわ!ちょっと!聞こえるって〜w(クスクス
あなた
……いい加減にして(カタンッ
nakamu
ん?
モブ
(ピク
あなた
勝手に…私のモノ触んないで
nakamu
nakamu
……ふ〜ん?そっちがそう来るならもういいもんね(フイッ
nakamu
困るのはそっちだよー?
意味深な言葉を残してバッグを持ち教室を後にする


まだ、3時間目


よく、3階の廊下で屯っている子達と帰るのだろうか


やっぱり、やることが違う


例えば、こんな私に構ったり____
あなた
モブ
ねぇ、アンタ今日放課後体育館裏ね。待たせたりしたらタダじゃおかないから
茶髪ロング


いかにもリーダー気取りのクラスメートがぶっきらぼうに言い放つ


告白かっての


まぁ、そんなこと口が裂けても言えるわけでは無いので心の中に閉まっておく
モブ
コソコソ
この時いつもとは違う雰囲気で笑う女子たちに気づいていれば、こんなことにはならなかったかもしれないのに













放課後になり、チャイムと同時に教室を出る


当たり前に気が乗らない


どんなことをされるのか、何を言われるのかそんな恐怖で


胸がいっぱいになる


早く済ませなきゃ


そう思いながらも1歩1歩踏み出す度に足が重くなるように感じる
あなた
重い足取りで廊下を歩く、すると


ポンッ


と、不意に誰かに方を叩かれた
あなた
(‪ビクッ
よっ!








































あなた
あ、…ろ、ぼろ
ロボロ
もう帰るん?早いなぁ
肩に鞄を回して驚くように話すロボロ
あなた
ぇ、あ、うん
ぎこちない返事を返す


無意識にキョロキョロと人目を気にするように目を配らせてしまう
ロボロ
あ、そう!一緒に帰らん?
ふと、思い出したように提案する
あなた
あ、えと、ご、ごめん……ちょっと用事があって……無理…かm……(チラ
時計を見ると、4時30分を指している
モブ
"待たせたりしたらタダじゃ置かないから”
あの人の言っていたことが耳の奥で木霊する
あなた
ッあ!、ごめん、もう行かなきゃ
半ば無理やり話を切って急いで体育館裏へ走り出す


ごめんね、ロボロ
あなた
はァッ、はッ、はァっ
息を荒くしながら立ち止まる


目の前にはあの時の女子生徒3人____





と、体格のいい5人の男子生徒
あなた
はッ、はァッ、はっ、……え、?
モブ
あ、やっと来た
モブ
マジで遅すぎ
モブ
え?この子?あの、有名な
男子生徒が女子生徒の肩に腕を置きながら聞く
モブ
そ!あの、イケメン達に絡んでるビッチ!
モブ
へー?本当に案外可愛いじゃん
モブ
てか、俺好み〜
モブ
マジ?ま、ヤッてくれるからいっかぁ
モブ
お前もうご褒美じゃんwそれww
あなた
……は、?
や……?


ヤる?


お、かされる?
モブ
じゃ、もーいいよ
モブ
好きにヤッちゃってー
モブ
動画撮るわー
モブ
俺、先にやってい?
何……言ってるの?


この、人た、ち
あなた
…(カタカタ
モブ
ぶはっ!震えちゃってんだけど、この子
モブ
ま、慣れてんでしょ、ビッチだし?
モブ
そーなの?ビッチちゃん?
どんどん近ずいてくる


後ろは壁
モブ
あー、やっぱ、外倉庫の中でやってよ
モブ
えー、あそこの匂い俺嫌いなんだけど
モブ
じゃあ、トイレで良くね?
モブ
今日どの部活もねーし
モブ
よし、じゃ、けってーい!
あなた
ぁ、え
されるがままに連れていかれる


恐怖で声も出ない


足が震え出す
あなた
(カクッ
モブ
ぅおっ!
モブ
え?何?腰抜けたのー?
モブ
ビッチなのに?w
モブ
え?何?そーゆープレイ?
頭が混乱して、なにも考えられなくなる


助けてだれか、助けて
あなた
…ぅあ
モブ
じゃ、いただきマース(ビリッ
あなた
ッ!
た  す  け  て









やほやほ


久しぶり皆さん


かなり遅〜〜〜い更新


いじめムズい




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