3月になった今、あなたの下の名前ヌナはぱったりと来なくなってしまった
いつもそこにヌナがいた席をぼんやりと眺めるだけの毎日がまた、
昔のつまらない日々に戻ったようで悲しかった
ヌナが来なくなってから、ミスをちょこちょこするようにもなったし、
他の常連さんにも「最近ボムギュくん抜け殻みたいになんかボーっとしてるわよ」
なんて言われちゃったし……
どうしてくれんのあなたの下の名前ヌナ…
たまに入るカフェラテのオーダーでさえヌナのことを思い出して胸が締め付けられるし、
最近は雪が降らなくなって、ヌナと一緒に帰った時の傘だってずっと使ってない
いつになったら、またここに来ていつものようにカフェラテを頼んで、
美味しいㅎなんて僕に微笑みかけて、おしゃべりして
指輪なんてつけないでよ……
また、前みたいにいっぱい仕事の愚痴とか聞かせてよ…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。