第31話

第2章 荒野の反逆者
391
2024/03/29 04:57 更新








🪞🪞🪞



(なまえ)
あなた
…、風の音、



今回の夢は少し変だな…、。



今までの夢は全部、
"誰かの三人称の視点"で全てが見えていた。


当然、僕の姿など、映されてはいなかった。









けど、今回は僕は半透明になり
僕が動いて夢を見れるようになっている。








どうして………、






すると、1匹のライオンが崖の上に登っていく姿が見える。


そして、一匹の猿のような動物が、
一匹の子ライオンを陽の光に当てた。
(なまえ)
あなた
………、ライオン…。



? 「 オマエ、…なんでここにいるんだ。 」
(なまえ)
あなた
?、
(なまえ)
あなた
誰?


そう言って振り向くと、
僕と同じで半透明な体をしたライオンがいた。



? 「 ………、チッ 」
(なまえ)
あなた
えっ、……舌打ち?


? 「 、………覚えてねぇのか…。
(なまえ)
あなた
何か言っ………

目の前のライオンはボクが言っている言葉を遮った。


? 「 言ってねぇ。早く帰れ。 」



? 「 それに、なんで、はなせ………る。 」



? 「 オ_____、ねぇ、__だ。 」
(なまえ)
あなた
何言って…?

? 「 … 」







オンボロ寮_________あなたの部屋


グリム
ふなぁ〜〜〜ん!!
グリム
ゴロンニャ〜〜ン!!
グリム
ニャビニャビ〜〜…………
(なまえ)
あなた
すっっっごい雄叫びだ…、
(なまえ)
あなた
なんか壮大な夢だったな…。
グリム
ンゴニャ〜………どうだぁ………
グリム
グリム様の力思い知ったかぁ……………!
(なまえ)
あなた
でっかい寝言…!
ユウ
ユウ
んふふ〜、姉さんの料理ぃ〜………Zzz…
(なまえ)
あなた
ユウも寝てんのかい…、
グリム
んにゃぁ〜、…ユウ、
それはオレ様のなんだゾ…
グリム
ンゴニャ〜………、あなた〜
早く料理が食べたいんだゾ〜………
(なまえ)
あなた
先ほどのでっかい夢は何処いずこ???



そう思いながら、同じ部屋でも
違うベッドに寝ている2人を起こす。




(なまえ)
あなた
( たまにここで寝るんだよね〜… )
グリム
ん〜…ふがっ!?
ユウ
ユウ
んにゃ〜…Zzz…
グリム
あれ?オンボロ寮?
グリム
なんだぁ〜…夢かぁ…、
グリム
悪者を倒して、あなたに
ご馳走を作ってくれて、
ユウとあなたとみんなと
一緒にいられる夢を見てたのに…
グリム
ガッカリなんだゾ………。
(なまえ)
あなた
( めちゃくちゃ平和な夢だった……!!! )
(なまえ)
あなた
すっごい平和な夢を見てたんだね。
グリム
よしっ!じゃあ気を取り直して!
グリム
今日も大魔法士になるために
学園へ行こう! なんだゾ〜!
(なまえ)
あなた
待ってね、ユウも起こさないと。
(なまえ)
あなた
じゃないと朝ごはんに出来ないから。
グリム
おい!ユウ!起きるんだゾ!
グリム
このままじゃ、
あなたの朝ごはん食べれねぇんだゾ!
ユウ
ユウ
! 姉さんの料理っ!!
(なまえ)
あなた
あ、起きた。
(なまえ)
あなた
ユウ、顔洗って着替えておいで。
その間にご飯作ってるから。
(なまえ)
あなた
グリムもだよ。
グリム
ふな"っ!?
(なまえ)
あなた
じゃないと朝ごはん抜きだからね。
グリム
わ、わかったんだゾ〜………!
ユウ
ユウ
ぐりむ〜、行こ〜、!
グリム
オイ!待つんだゾ!
グリム
そっちじゃねぇんだゾ!!!



















***


(なまえ)
あなた
よーっし
(なまえ)
あなた
ここは無難ぶなんにサンドイッチでも作るかな!




冷蔵庫の中は………、ガラッガラじゃん…。



まぁ、確かに最近は節約してるし…、

※シャンデリアの件でお金を払ったため、
今の所持金は30万のみ。





(なまえ)
あなた
今日は、サムさんのお店が
特売日だしなんか買いに行くかな〜



そう言いながら、冷蔵庫にあった使えそうな食材を出し
包丁でいいサイズにカットしていく。


(なまえ)
あなた
あとは、ちょっと隠し味入れて、
パンで挟めば完成!























オンボロ寮_________談話室





ユウ
ユウ
あっ!姉さん!
グリム
今日の朝ごはんはなんなんだゾ!?
(なまえ)
あなた
サンドイッチだよ〜。
(なまえ)
あなた
ユウ、グリム、おはよう。
ユウ
ユウ
うん!おはよう!
グリム
おはようなんだゾ!
(なまえ)
あなた
じゃ、早く食べよっか。
ユウ
ユウ
うん!


(なまえ)
あなた
いただきまーす!
一同
いただきまーす!






ユウ
ユウ
そういや、姉さんはヨーグルトなんだね。
(なまえ)
あなた
うん、今日はあんまり食欲なくてね…
ユウ
ユウ
そうなんだ…、
しんどくなってきたら休んでね。
(なまえ)
あなた
うん、善処するよ。





そう言って、ヨーグルトを食べようと
スプーンを持った瞬間…






パキッ…パキパキパキッ!! 🥄🧊🧊🧊!!




(なまえ)
あなた
え…?
グリム
…ふなっ…?
ユウ
ユウ
は、?




カランッ…カランッッ!!! 《 スプーンを手から落としてしまう 》








グリム
ど、どういうことなんだゾ…?
グリム
あなたがスプーンを持った瞬間、
スプーンが凍りついた…!!??
(なまえ)
あなた
え、…?
ユウ
ユウ
ね、姉さん?、…大丈夫?
(なまえ)
あなた
あ、うん、
(なまえ)
あなた
大丈夫…

そう言いながらスプーンを取る。






今度は凍らないんだな…


ユウ
ユウ
………、先生にも言っとくから
学園長に聞いてみたら?
(なまえ)
あなた
…、うん。そうだね。
(なまえ)
あなた
聞いてみるよ。
(なまえ)
あなた
ユウ、クルーウェル先生に遅れるって
伝えておいて。
ユウ
ユウ
うん!任せて!
グリム
それで、スプーンはどうするんだゾ。
(なまえ)
あなた
あ、
(なまえ)
あなた
………溶け…、
ユウ
ユウ
なさそうだね。
(なまえ)
あなた
…、しょうがない。
(なまえ)
あなた
別のスプーン持ってきて
食べるよ。
ユウ
ユウ
( スプーンって冷たくないのかな…? )






***


(なまえ)
あなた
よかった、あったよ。スプーン。


そう言いながら、座ってヨーグルトをひと口食べる。


パクッ


(なまえ)
あなた
うん、美味しい。
ユウ
ユウ
また、そのスプーンも凍るんじゃないかと
思って少しヒヤヒヤしたよ………。
グリム
げっ!
グリム
そろそろ行かないと遅刻するんだゾ!
ユウ
ユウ
あっ!本当だ!
(なまえ)
あなた
あ〜…、先に行ってて。
ユウ
ユウ
え、でも!
(なまえ)
あなた
どうせ学園長のところに寄るし。
ユウ
ユウ
わ、わかった!遅れずに来てね!
(なまえ)
あなた
はいはい。
グリム
子分!早く行くんだゾ!
ユウ
ユウ
あ!待って!グリム!




























***



コンコンコン!!


「 はい。どうぞ。 」と、中から聞こえ、扉を開ける。

ディア・クロウリー
おや、あなたくんではありませんか。
ディア・クロウリー
まぁ、その前に座りましょう。
(なまえ)
あなた
はい。





ディア・クロウリー
それで、どうかしましたか?
(なまえ)
あなた
えっと…、要件は2つで。
(なまえ)
あなた
1つ目は………、サバナクロー寮の
レオナ・キングスカラー
ラギー・ブッチ
シルファ・レイク
の3名に…、
ディア・クロウリー
3名に…?
(なまえ)
あなた
女だとバレました。
ディア・クロウリー
…、………
(なまえ)
あなた
匂いでバレたそうです。
(なまえ)
あなた
学園長、もしかして
獣人属のこと忘れてました?
ディア・クロウリー
そ、そんなわけないじゃないですかぁ〜!
ディア・クロウリー
嫌ですねぇ!もちろんそれ用の
香水を渡すところでしたよ!えぇ!
(なまえ)
あなた
…、建前は置いておいて本音は?
ディア・クロウリー
忘れてました((
(なまえ)
あなた
了解です。後で、クルーウェル先生と
トレイン先生に言いつけておきますね((
ディア・クロウリー
そっ!それだけは!(((
(なまえ)
あなた
ん?
ディア・クロウリー
い、いえ、…何も
(なまえ)
あなた
それで、香水っていつ届きますか?
ディア・クロウリー
いえ、あの…その
(なまえ)
あなた
まさか、もう届いてるのに遊びすぎて
忘れてたなんて言わせませんよ?
ディア・クロウリー
…()
(なまえ)
あなた
はぁ…、、
(なまえ)
あなた
じゃあ、今日売っている
デラックスメンチカツサンド5個
(なまえ)
あなた
それで手を打ちましょう。
ディア・クロウリー
4個でどうです?
(なまえ)
あなた
…、個数制限する気ですか。
(なまえ)
あなた
まぁ、いいですよ。
(なまえ)
あなた
デラックスメンチカツサンド4個で、
(なまえ)
あなた
2人に報告することはやめましょう。
ディア・クロウリー
ふぅ、危ない危ない…。
ディア・クロウリー
では、香水です。
(なまえ)
あなた
ありがとうございます。
(なまえ)
あなた
それで、2つ目のことですが…、
ディア・クロウリー
ビクッ!
(なまえ)
あなた
これは安心してください。
(なまえ)
あなた
また、2人に報告するとかじゃないです。
ディア・クロウリー
では、どのような要件で?
(なまえ)
あなた
、…僕の魔法の力についてです。
ディア・クロウリー
あなたの魔法の力…、?
(なまえ)
あなた
えぇ、こちらを見てください。


スッ……… 🥄🧊🧊🧊




ディア・クロウリー
これは…、凍ったスプーン?
(なまえ)
あなた
えぇ。
(なまえ)
あなた
これは、今朝に朝ごはんを食べようと
スプーンを握ったとき、
(なまえ)
あなた
急に凍りました。
ディア・クロウリー
ふむ、つまりは
"意図せず魔法が出る"…と?
(なまえ)
あなた
そういうことです。
(なまえ)
あなた
…、しかもこの氷…全く溶けないんです。
ディア・クロウリー
溶けない…?
(なまえ)
あなた
えぇ、試しに小規模の
火魔法を使いました。
(なまえ)
あなた
けれど、溶けなかった。
ディア・クロウリー
氷が溶けない……、。
ディア・クロウリー
つまり、意図せず魔法が発動し、
その矛先ほこさきが人であった場合
ディア・クロウリー
溶けないし、人が危険だと
そう言いたいのですね?
(なまえ)
あなた
話が早くて助かります。
ディア・クロウリー
そこから、どうやって意図せず
魔法を発動することを止められるのか
ディア・クロウリー
それが、問題点ですね。
(なまえ)
あなた
はい。
(なまえ)
あなた
あんまり使いたくないですが、
苦肉の策として、…
(なまえ)
あなた
リドル寮長に、
ユニーク魔法をかけてもらう。
(なまえ)
あなた
と、いうのも一つの手です。
ディア・クロウリー
ですが、オーバーブロットしたあとなので
あんまり魔法を使うことは避けたほうが…
(なまえ)
あなた
はい。
(なまえ)
あなた
そうです。
だからこそ苦肉の策なんです。
ディア・クロウリー
そうですねぇ…、わかりました。
ディア・クロウリー
至急、魔法の手袋を用意しましょう。
(なまえ)
あなた
魔法の手袋…?
ディア・クロウリー
話を聞く限り、あなたの魔法の力は
恐らく四肢から発動されるのでしょう。
(なまえ)
あなた
四肢から………、
ディア・クロウリー
はい、あなたの場合
意図せず魔法が発動するのは
手だけかと思います。
(なまえ)
あなた
手だけ…、
ディア・クロウリー
もし、足からも出る場合、
その時はその時に考えましょう。
(なまえ)
あなた
…、分かりました。
ディア・クロウリー
では、恐らくマジフト大会前後に
手袋が届くでしょう。
(なまえ)
あなた
意外と先なんですね…。
ディア・クロウリー
変に急かして、ちゃんとしたものが
届かなかったら嫌でしょう?
(なまえ)
あなた
それもそう、…ですね。
ディア・クロウリー
では、話はこれにて終わりです。
ディア・クロウリー
さぁ、1限目の授業が始まっていますよ。
(なまえ)
あなた
はい。学園長。相談に乗ってくれて
どうもありがとうございました。
ディア・クロウリー
いえ、生徒の悩みも解決するのが
私の役目でもありますしね。
ディア・クロウリー
当然ですよ!当然!
(なまえ)
あなた
えぇ、では、
デラックスメンチカツサンドを忘れずに。
ディア・クロウリー
あっ、…←










(なまえ)
あなた
と、いうことで
このDXデラックスメンチカツサンドを貰いました。


女だということがバレないように、
上手く違和感なく話す。



これ以上、女ってバレたらややこしそうだしな………。

エース・トラッポラ
いや、それよりスプーンのほうが
気になるんだけど…。
デュース・スペード
授業が始まっても来ないと思ったのは
それでか。
ユウ
ユウ
クルーウェル先生が見つからなくて
言うの遅れたからね。
グリム
朝はビックリしたんだゾ!
(なまえ)
あなた
ごめん、ごめん、これDXメンチカツサンドあげるから。
グリム
ふなっ! いいのか!?
(なまえ)
あなた
4つあるからユウにもあげるよ。
ユウ
ユウ
えっ!いいの!?
エース・トラッポラ
いいな〜!
デュース・スペード
確かに、デラックスメンチカツサンドは
月1でゲット出来るかどうか………。
エース・トラッポラ
昼の争奪戦だもんな〜。
(なまえ)
あなた
そんなに欲しがってもあげないからね。
デュース・スペード
えっ!いや!僕はそんなつもりじゃ!
(なまえ)
あなた
エースのほうだよ。
エース・トラッポラ
ちぇっ、バレてたか………。
(なまえ)
あなた
まぁ、デュースも食べてみたい
気持ちはあるみたいだけどね…。
デュース・スペード
うっ、…それは………確かにその通りだ。
エース・トラッポラ
てか、4つあるんだから
1つくれても良くねぇ?
(なまえ)
あなた
やーだ。
エース・トラッポラ
ケチ。
(なまえ)
あなた
ケチで結構。
(なまえ)
あなた
あ、そうだ。意図せず発動するから
当分の間は、離れて寝るからね。
ユウ
ユウ
了解!
エーデュース
(( コイツら同じ部屋で寝てんのかよ… ))


と言いながら席に向かっていると、……








ラギー・ブッチ
あっちゃ〜。
ラギー・ブッチ
昼飯争奪戦、
完全に出遅れちゃったッスね。
ラギー・ブッチ
レオナさんに頼まれた
デラックスメンチカツサンド、
ラギー・ブッチ
もう売り切れてるじゃないッスか。



グリム
にゃっはっは!!
グリム
デラックスメンチカツサンドの味、
とくと味わわせてもらうんだゾ!

ラギー・ブッチ
おっ。そこ君。すごいッスねぇ。
ラギー・ブッチ
超人気のデラックスメンチカツサンド
ゲットできたんスか。



そう言いながらグリムに近づいていブッチ先輩。


グリム
あん?
グリム
なんなんだゾ。オマエ。
ラギー・ブッチ
あのさ、オレ、
ど〜してもそのパン
買わないといけないんスけど、
ラギー・ブッチ
直前で売り切れちゃって。

ラギー・ブッチ
そこで相談なんスけど、
ラギー・ブッチ
こっちのミニあんぱんとそっちの
デラックスメンチカツサンド、
ラギー・ブッチ
交換してくんないスか?
グリム
はぁ!?
グリム
絶対に嫌なんだゾ!
ラギー・ブッチ
まあまあ、そう言わずに。
ラギー・ブッチ
………はいっ、どーぞ♪
グリム
ふなっ!?なんだコレ!?
グリム
………前足が勝手に……、!
ユウ
ユウ
あの食い意地が張ってるグリムが
ミニとデラックスを交換なんて!?
(なまえ)
あなた
明日は嵐でも来るんじゃない?
ラギー・ブッチ
はい、交渉成立! シシシッ♪
ラギー・ブッチ
いやー、優しいヤツが交換してくれて
助かったッス!
ラギー・ブッチ
その、ミニあんぱんも
めーっちゃ美味いッスから!
ラギー・ブッチ
小さいのがたまに瑕だけどね。
ラギー・ブッチ
ってわけで!ばいばーい!
(なまえ)
あなた
…………、





グリム
ふ、ふ、ふなぁ〜〜〜〜!!!
グリム
オレ様の
デラックスメンチカツサンド〜!!!

(なまえ)
あなた
じゃあ、僕のと交換しよっか。
グリム
いいのか!?
(なまえ)
あなた
うん、いいよ。
グリム
やったんだゾ〜!!!
グリム
これで食える〜〜!!!

エース・トラッポラ
うるっせ!
エース・トラッポラ
静かにしろ!
デュース・スペード
それにしても、さっきはどうしたんだ?
デュース・スペード
そんなに悔やむんなら
交換してやらなきゃよかっただろう。
グリム
ちげーんだゾ!
グリム
なんか、アイツが手を差し出したら
オレ様も勝手に同じ動きをしてて………!
(なまえ)
あなた
( 勝手に同じ動き…ねぇ。 )
グリム
それで、気付いたら
パンを交換してたんだ!
エース・トラッポラ
ああ、その気がなくても
思わずノッちゃった〜
エース・トラッポラ
みたいなこと、たまにあるよね。
グリム
そういうんじゃなくて………!
グリム
ううん、うまく説明できねぇんだゾ〜!
グリム
もう、わけわかんねぇから
やけ食いしてやる!
グリム
デュース!お前のパスタも
一口よこすんだゾ!
デュース・スペード
僕は関係ないだろう! やめろ!
エース・トラッポラ
そういやオレたち、今日の放課後、
学園長に話があるから、
エース・トラッポラ
来いって言われてるじゃん。
エース・トラッポラ
まさか、
あなたの魔法のことだったりしてな。
デュース・スペード
もしかすると、先日の
ローズハート寮長の件かもしれないな。
エース・トラッポラ
こないだの闇堕ちバーサーカー事件か。
エース・トラッポラ
それかもね。
グリム
ハッ………あの日大活躍したオレ様に
ツナ缶のご褒美かもしれねーんだゾ!
エース・トラッポラ
いや、ツナ缶はねーし、
大活躍したのあなただろ。
エース・トラッポラ
ま、当の本人は記憶ないみたいだけど。
ユウ
ユウ
そういえばさっきの人、
どこかで会ったことあるような……?

























植物園_________温帯ゾーン



ラギー・ブッチ
レオナさーん、
昼飯買ってきたッスよ〜。

レオナ・キングスカラー
グルル………ん、もう昼か。
ラギー・ブッチ
もしかして午前中ずっと寝てたんスか?
また必修単位落とすッスよ。


そんなラギーの言葉を無視してレオナは言う。
レオナ・キングスカラー
スンスン………
レオナ・キングスカラー
お、ちゃんと頼んだもん
買えたみてぇだな。


すると、ラギーが困った顔で話す。

ラギー・ブッチ
もー。レオナさんいっつも競争率高いパン
頼むんだもんなぁ………。
ラギー・ブッチ
はい、ご注文の
デラックスメンチカツサンドと
アイスティー。
レオナ・キングスカラー
ばーか。手に入れるのが難しいからこそ
食いたいんじゃねぇか。
ラギー・ブッチ
オレはカビさえ生えてなきゃ
何でもいいッスけどね。
ラギー・ブッチ
ま、王子様のレオナさんには
わかんないでしょうけど。
レオナ・キングスカラー
フン。
レオナ・キングスカラー
第一王子ならまだしも、俺は第二王子。
レオナ・キングスカラー
どうせ王になれる望みも薄いし、
庶民と何も変わらねぇよ。
ラギー・ブッチ
オレ、レオナさんが
うちの実家の写真見て
ラギー・ブッチ
「 犬小屋かと思った 」っつったの、
一生忘れないッスよ!
レオナ・キングスカラー
そんなこと言ったか?
ラギー・ブッチ
言いました〜。ったく、俺も自分家が
犬小屋に見えるようなお城に、
ラギー・ブッチ
住んでみてぇッスわ。
レオナ・キングスカラー
はっ、王族なんていいもんじゃないぜ…。
レオナ・キングスカラー
努力や実力は関係なく、
生まれてくる順番で
レオナ・キングスカラー
全てが決まっちまうんだからな………。


レオナは怒りと諦め、悔しみを表したような顔で言う。


ラギー・ブッチ
ふーん………そんなもんスか。



これ以上、踏み入ってはならないと察したのか、
違う話題をレオナに持ちかける。


ラギー・ブッチ
あ、そーだ。
ラギー・ブッチ
今日の放課後はマジカルシフト大会に
向けての寮長会議ッスよ。
ラギー・ブッチ
忘れず出てくださいね。


忘れず、を強調して言うラギー。



レオナ・キングスカラー
…チッ。面倒くせぇな…………。
ラギー・ブッチ
寮長ってことで一番デカイ
一人部屋使ってんスから。
ラギー・ブッチ
家賃分ちゃーんと仕事してください。
レオナ・キングスカラー
あー、わかったわかった。
レオナ・キングスカラー
ふぁ〜………腹が膨れたら眠くなってきた。
レオナ・キングスカラー
昼休みが終わったら起こせ。
ラギー・ブッチ
オレ、レオナさんの目覚まし時計じゃないんスけど………
って!もう寝てるし!
ラギー・ブッチ
ったくも〜………………


ラギー・ブッチ
そういえば、さっきの狸と1年生たち
どっかで見たような………?







NEXT ▶▷▶▷





実は、この度、風邪をひいてしまったので
1週間ぐらいお休みします。

楽しみにしてた方!申し訳ないです。

手洗いうがいは念入りにやっていたのですが…、
僕の管理がしっかりしていなかったということで…。
本当に申し訳ないです。


最近、インフルエンザとコロナが流行っていますので、
みなさんもお気をつけてお過ごしください。


以上、作者からでした。


プリ小説オーディオドラマ