第31話

実家
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2019/10/10 13:08 更新
「じゃ、しゅっぱーつ!!」



今日は大樹の車で実家へ行く。



といっても、千葉県なんだけどね。



大樹と色んな事話してるとあっという間についちゃった。



「ただいま~」


「おかえり~!!」



「あ、僕、あなたさんと………」



「あー、はいはい。堅苦しいことはいいから、さっさと上がって?」


本当、お母さんは堅苦しいことが苦手なんだよなぁ。



「大樹?」



「あぁ、お邪魔します。」




「さーさー!何飲む~?」


「麦茶でいいよ。暑いし。」


「それもそうね!」




ふぅ。

久しぶり………ではないな。
お盆も来たし。




「じゃあ、ちょっと仏壇に。」


「あ、俺も行く。」


「あら、そう?」




私たちはお父さんにも報告をして、リビングに戻った。



「じゃあ、そろそろ本題に。」



「あ、そうね。」



「僕、あなたさんとお付き合いさせて頂いてます、真辺大樹と申します。」



「真辺…さん…?」


「はい。」


「…おいくつ?ちょっと若く見えるもんだから…ね?」


「25です。」



はぁ、なると思いました……



「に…にじゅうご?」



「はい。」


「そ、そう………あ、出会ったきっかけは?」



あ………これはまたお母さん、フリーズするね。



「私の編集者だったの。」



「………え?今なんて?」


「だから、私が作家で大樹はその編集者。」


「………そ、そう…」



まあ、そりゃそうか。



「お義父様のこともお聞きしました。」


「そうなのね。」


「必ず幸せにしますので、結婚を認めてもらえないでしょうか?」



「………こんな子でいいならよろしくね。」



え?そんなあっさり………なもんなの?



「あなた、お母さんはあなたを信じてる。
あなたが選んだ人ならきっと大丈夫。幸せになりなさい。」



「………ありがとう、お母さん。」


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