短いです
szk side
目を覚ます。
鳥のさえずりが聞こえてくるほど、静かな朝。
腰あたりが痛む。
けど、多分これは昨晩の行為のせいだろうな。
隣では、すーすーと寝息を立てて寝ている霧矢。
そんな無防備な霧矢の頭をそっと撫でる。
起こしちゃった。
そうは言ったものの、僕の性格上すぐに隠す癖がある。
今度はちゃんと目を見て言う。
椅子に座り、コーヒーを口にする。
犯罪者が、こんな平穏な日々を送っていいのかな、
こんな幸せになっていいのかな。
僕は幸せでも霧矢はどうなのかな。
今の気持ちを包み隠さず伝える。
そう言って手を広げる霧矢の元へ歩く。
ハグによって霧矢に触れる場所から、温もりを感じる。
それと同時に心も温まるような感じがする。
霧矢の腕に包まれながら、大きく息を吸う。
人ってこんなに温かかったんだな、
もうすこし、こうやって霧矢と過ごしていたい。
病気のことなんて忘れて、霧矢と笑いあっていたい。
鈴木を死なせたくない私による、ただのほのぼのでした。
えー次の話からは、鈴木を苦しめようと思います。
なんかさ、苦しんでるのっていいよね、












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。