第10話

💗 No.9
479
2026/02/08 15:00 更新
rd
取り敢えず御飯食べよ〜。
_
…そうだね。

此の人の能天気さは見習いたい。

初対面且つ御互いを嫌ってる(気がする)私達を差し置いて、悠々と御弁当を広げる其の能天気さ。

最早同じ人間だとは思えない、思いたくも無い。
_
如何する ? 
自己紹介とかした方が良いか。
md
ラダオクン以外ハ初対面ダカラネ。

_
じゃぁ俺から〜。
cn
 " ロリゴ・コンタミ " だよ〜。
クラスは2-S、宜しくね。

_
次は俺か。
ru
 " イグニス・レウクラウド " 。
クラスはコンちゃんと一緒、宜しく。

あなた
(何か、全員知ってる気がする名前なんだよな。)
rd
ほら " キョーさん " も !!

キョーさん、そう呼ばれた男は睨みながら嫌そうな返事をした。

…そんなに嫌なら名乗らなくても良いのに。
kyo
 " ジニア・キョー " 。
クラスは二人と同じ、以上。

rd
其れだけ !?
kyo
おん。
あなた
(無愛想な人…。)

こんな人、如何でも良いや。

どうせ関わらないだろうし。


そう思った私は、無心で御飯を食べ進めた。



キーンコーンカーンコーン、と何処にでも有りそうなチャイムが鳴る。

転入初日も もう終わりへと差し掛かっていた。

今日一日、リリアちゃんと余り話せなかった事が、一番悲しい。

そう思って隣を見ると、リリアちゃんは何故か私の方を見ていた。

其の顔は何処か妖しく、不気味な感じがする。
リリア
… 笑 ♡
あなた
(リリアちゃんに何て事を思ってるんだ私 !! )

そんな思いは振り払い、帰り支度を済ませて教室を後にしようとした時、放送が鳴り響いた。

_
『…1-S組 あなたの名字(カタカナ推奨)・あなたの下の名前(カタカナ推奨)さん、生徒会室迄御越し下さい。』

少し嫌な雰囲気を醸し出しながら放送をしている人に嫌気が出す。

…待って生徒会室??
リリア
じゃぁ行こっか 笑
リリア
あなたの下の名前(カタカナ推奨)ちゃん ♡ ?
あなた
…( 震

怪し気な瞳で笑い掛ける彼女に、身震いをした。

おどろおどろしいリリアちゃんは、何かを企てている様に見える。

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