第2話

1話
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2021/11/01 13:53


少しの商談を得て、なんとシェアしてもいいよ〜とあちらからのOKが出たため入居することになった私。





どきどきしつつ名簿をみるとそこには



灰谷蘭


灰谷竜胆 と書いてあった。



蘭 と 竜胆 だなんて、今どきおしゃれな名前だこと。そう心の中で呟くともうすぐそこには入居先である一室の扉が待ち受けていた。




よし、ここはつかみが大事と思い、私はドアを開けた。




ガチャ……





私が扉を開けてみると、そこはシーンとしていた。





だが、玄関には靴が2足あってその靴は異様に大きかった。





あ、あれ……蘭さんと竜胆さんて……女の子じゃないの……?なんて、勝手に2人を女の子だと自己解釈していた私はそんな事を少ししか気にとめずにずんずんと進んでいく。





そして





『こんにちは蘭ちゃん、竜胆ちゃん!今日から一緒に住むことになりましたあなたで………?!?!』





私は思いっきり元気にあいさつしたつもりだった。





しかしそれは失敗に終わった。
いや、最初から失敗に終わるはずだと決めつけられていたようだ。






なぜなら2人は……いや、"彼ら"は男の人だった





私がにこにこしながら挨拶をかました時、長髪の金髪と黒髪の彼がにぃっと笑って





蘭「んん〜?なんだって大胆な入居者だなぁ♡」




そういった。






しかも 半裸 で。





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