第8話

8話
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2025/07/06 13:13 更新





あなたの名字.s









七「どうよ」
『無理だった』

合コンの参加後、2人で約束通り二次会。
今日の感想を正直に述べる。

七「私は佐藤くんと連絡先だけ交換したよ」
『あー、あの爽やかそうな』
七「そそ、話したら面白くてねー」

七海は一人といい感じみたいだけど、
私が喋ってた...っていうより喋られてた人は
ない。まーじでない。

断ったら断ったでキレられるし。
しかも彼女いるのに合コン参加とかありえない。


七「やっぱさーアンタは及川しかいないんだよ」
『...お酒回ってんじゃない?』
七「シラフだわ」

七「今まで何回も合コン行ったけどさ。」
『3回目だよ』
七「"つまんない"でしょ?」
 「あんな優良物件なかなかないって」


『でもアイツはバレー一筋だし、笑
私だって受験あったから一番いい選択だったんだよ』

七「ま、あんたがいいならそれが良いけど」
 「後悔したくないなら本心言ってみろ?笑」

やっぱりお酒回ってんじゃん、

『だから...気になってもないよ。
 ただの元彼でしょ。』
七「でもあれから彼氏作ってないじゃない」

『....作れないだけ』

七「素直になりなさいよねー」
 「きゅんが足りないんだから!」

『やっぱ酔ってるじゃんか..』














『まぁ...気にはなってんのかな..』


七「ほーらな!やっぱり。アイツしかいないよあなたの下の名前には」


そんなこと言ったって、もうあっちはプロ。
私は一般人。
住む世界が違う。元から思ってた。
及川は人気だったけど私はそうじゃなかった。

それに、もうアイツだって彼女やお嫁さんくらい
出来てるだろう。



『どうだろーね。』









七「もー...私はアンタらのこと応援してんだからね」
『...なんかごめん』

七「いや、そういうアレじゃないけど..
 素直にさ、好きなら好きで良いんだよ」






『そっか。』















そんな話をしていたあの日からモヤモヤしてて、
ムカつくけどずっと考えてたのに....

































及「え、あなたの下の名前...?」









まさかの本人とご対面するなんて。






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