第24話

kyng 拭いきれない恐怖心
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2025/03/02 15:30 更新







kyng.
っぁ〜…





熱出た。最っ悪…。今日は任務あるってのに




これでも一応火力担当。急に休む、なんてしたら
普通に迷惑かかるに決まってんだよな。














それに動くのが遅くなった所為で時間だってない。
kyng.
はぁ…いくかっ



少し悲鳴をあげる身体を無視して。


きっと暑いのだって厚着をしている所為。










水の入ったコップを手に取って。
気休め程度だが薬を飲んで直ぐに家をでた。








inm
遅かったじゃん



頭くらくらする……気持ち悪ぃ…。


ヒーロー衣装のおかげで顔がほとんどアイツらに
見えていないことに心底安堵してしまう。




信用はしているがやはり、迷惑をかけるのは怖い


kyng.
……わりぃ
hsrb
小柳くんも来たことだし
そろそろ行きましょうか





今回の任務は森の奥にあるKOZAKA-Cの拠点の討伐




以前から綿密に計画が練られていた計画であり




任務としてはかなり大掛かりな物に分類される。



hsrb
うわ〜結構多そうですね〜
























mrkm
……ぎ…小柳
kyng.
んぁ?…わりぃ聞いてなかった


inm
もー、ちゃんときいてよ?
inm
今回は人手足りないから別れて
戦闘してもらうことになるよ。
inm
危ないからしっかり周りみとくこと
あとこれ持っといて!


mrkm
なんやぁ?これ


inm
これは心拍数とか測れたり
あとはGPS機能とか。
デバイスからそれぞれのやつを
確認できるからそれで……

hsrb
離れててもお互いの状況をある程度把握出来るってことですか。便利ですね
kyng.
うぃ…さんきゅ




mrkm
じゃあそれぞれいこか。








とは言ったものの。やはり身体は思うように
動くはずもなく、避けるのが精一杯になっている



kyng.
攻撃しねぇと…

何とか刀を振り、周りの敵を一掃する








シュッ








ドゴッ
kyng.
っあ…
バキッ






不味いと思った時にはもう遅くて更に1歩遅ければ


致命傷になりかねない傷を背中に負ってしまった。










心做しか息がしずらい。痛い。苦しい。
kyng.
ふうっ……











まだ終わってないし、あいつらにバレたら面倒だ。







そこからは根性で何とか進むことが出来た。
おそらくここが拠点の重要地点、資料が置いてあったり
する所。あるいはボス……まとめ役がいたりする。









ガチャ





kyng.
ッ……!




あぶねぇ……ッ





あと少しで頭を撃ち抜かれるところだった






体力的にももう限界だ。視界はぼんやりとしていて、
それでいて耳が上手く聴こえていない事に気づいた。





中に居るやつの音に気づかないはずだ。













一撃で決める
kyng.
「抜刀」







ガタッ…












mrkm.
……なんの音や?これ






建物が少し崩れるような音がしたので急いで



向かってみることにした。自分がいた所はちょうど



片付けれたから他のところを手伝おうとデバイスを



確認してみると狼の脈拍が少しだけ弱い気がした。






少し嫌な胸騒ぎがしたので急いでみることにした。





mrkm.
ここかっ……!



少し入り組んでいて分からにくかった為時間が



かかってしまった。強めにドンッとドアをあける
















mrkm.
は……






そこには床に横たわるロウとKOZAKA-Cがいた。




マントとかがあって分かりにくかったけど身体から



血が沢山でてて服にまで染み出してる。脈拍が



さっきより弱くなっているのも確認できた。




mrkm.
っ……ロウッ…






一瞬嫌なことが頭をよぎった。



自分の思考を焦らせるだけだ、考えないようにしよう




mrkm.
……こちら叢雲カゲツッ…重傷者1名、
救護班お願いします。……鎮圧は恐らく完了してるかとッ
mrkm.
はいッ…なるべく急いでほしい…ですッ



ツーツーツーッ







kyng
あ゛ッ…グアッ…
mrkm.
おい、ロウ、ロウッ?
mrkm.
大丈夫か?返事してくれよッなあッ
kyng
わりッ…ヘマ…したッ…



mrkm.
そんなんええって…
それより傷、大丈夫なんか?


声が震える。…あぁ、自分って今こんなにも不安なんだ





kyng
ん…、大…丈夫…心配すんなッ、









inm
2人ともッ…大丈………
inm
っえ、

inm
ロウ…ッ
mrkm.
伊波、救護班呼んだけど…
絶対来るの遅いッ、ここ遠いから


inm
応急処置しよっか。







程なくして星導とも合流。その後救護班が来てロウは



運ばれて行った。無事…ではあったが全治1週間の



怪我を負ってしまうなどロウにしては珍しく大きめ



な怪我を負っている。それに、担当の人から聞いた話



だがかなりの高熱があったとの事。よくここまで



動けましたね、なんて言われた時は驚いた。





mrkm.
抱え込むのなしって言ったやん。


kyng
…悪かったって。…その…、
迷惑かけたくなくて…。

mrkm.
…迷惑なんて…思っとらんし…頼れや…、



kyng
っ……ははッ、ありがとな。
mrkm.
れ…、礼なんて要らんからはよ直せッ!
…じゃあ僕は部屋戻るからな






kyng.
はぁ…


初めから頼ってれば良かったなッ…、




朧げにはあいつらの会話がきこえていた。
心配してくれている声や必死に処置してくれている声
焦っている声なんかもきこえてきた。
ほんとに優しいやつらだ…。あったけぇな…。

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