※ここから先は、深澤辰哉による、深澤辰哉のためのお泊まり旅館での妄想物語です。
そのため少しお話イジっております。
(深夜のお布団シーン-深澤辰哉ver)
あれれ?
俺なんで布団で寝てんだっけ?
キョロっと首を動かすと右に康二
左に...え⁈⁈あなた⁈なぜ⁈
声を出さないようにビックリしつつ
冷静に考えてみる
酔ったあなたが可愛くてからかって
遊んでて...俺も酔ってて...
そのまま寝落ちしたのか.....
それにしても...
横でスヤスヤ寝息を立てているあなたは
抜群に可愛い
いつも忙しそうにしてるけど
寝顔なんて赤ちゃんみたいじゃん
そう思うとついつい指先で頬をつつかずには
いられない
つんつんしたりむにゅ〜っとしたり..
遊んでいるとさすがにモゾモゾ動き出した
指先が唇をつんっとした時
あなたの口が開き、指をぱくっと咥えた...
え?俺の指をだよ?
夢の中で、おつまみとでも思っているのか?
飴とでも勘違いしてる?
あなたの口内でちゅぱちゅぱと
優しく舐め回される
だんだんいやらしい舌遣いに感じてきてしまい、俺の下半身も反応せざるおえなくなった
さすがにヤバいと思って
強引に指を抜くとあなたの目もうっすら開いた
まだ酒が抜けてない火照った瞳に蒸気した頬
無防備に開かれた唇からは銀の糸が引いている
気づいたらキスしていた
妖艶な姿を目の前にして我慢出来るほど
できていない
俺は夢中であなたの唇を堪能した
舌を挿れると一瞬びくんと反応したが
あなたが舌を絡ませてきた
まじか..まじかまじか.....っ
さすがに拒否されるかと思ったのに
受け入れてくれて、絡めてきてくれた
これは脈ありってこと?
嫌がってないからいいってことだよね?
調子に乗ってこんなお願いをしてみる
あーーーーー、もうダメ
アウト
俺の理性はぷっちーんと切れました!
ガバっと体勢を変えて
あなたをしっかり組み敷く
あなたの浴衣の帯をしゅるっと解き
首元に顔を埋めてキスをする
白くて華奢で....
すべすべな肌...
もー....堪らん.......
......みんな聞いた?
犯罪級じゃない?
俺のこと陥れようとしてるのかなってくらい
可愛すぎて困るんだけど?
勢いよくバサッと脱ぐと恥ずかしいのか
目を逸らす
はぁーーー....
なんなん..?可愛いすぎてしんどい....
そう言ってまたキスの雨を降らせ
お互いに感じ合うままに求めはじめ......
パチ
目を開けるとそこは旅館の部屋...
あれ?俺今あなたとセック........
え⁈⁈⁈
夢⁈⁈⁈⁈⁈
マジで夢⁈⁈
ガバッと起き上がり周囲を見渡し状況確認...
夢オチーッ!!!!!!!
はい、夢オチってやつですねーコレ!!!
あー、はいはいはい、なるほどね!!
どうりで都合良過ぎると思ったよ!!!!
あなたも積極的すぎたし、まるで俺のこと好きみたいな感じだったしね!!
まぁ俺の夢だからね!!
都合良く進むよね!!!
でも、なら、酷くない?!?!
せめて最後までシてから(←
起こしてくれよ?!?!?!
これから!いただきます!
ってとこで切る?!?!フツー!!!
って俺は誰にキレてんの!
意味ないのに!笑
はいはい、夢ね、、夢でしたー!!!
でも、クッソ可愛かったよあなたは!!!
変に意識しちまうじゃん!!!
なんか今康二とトラブってるみたいで
目黒がめっちゃ怒ってるけどね!!
俺だって怒りたいよー!!!
くそーーーっ!!!
なんて日だッ!!!!!
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※深澤辰哉varのエピソードEND
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。