第3話

前みたいにツッコんでよ…〜ぼんじゅうるside〜
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2023/12/06 21:00 更新
寝ると…思い出してしまう。
おんりーチャンとの思い出を。
嫌な思い出な訳じゃない。
幸せな思い出だからこそ、今は辛い。
蘇るおんりーチャンとの会話。
ほんとに…楽しかった。
メンバーが4人になってさ…最初の頃は、受け入れられなかった。
というか今も受け入れられないけど。
目を瞑ると…おんりーチャンが笑っている姿が見える。
耳を澄ますと…おんりーチャンが俺のことを呼んでいる。
撮影をすると…おんりーチャンがメンバーとふざけている姿が見える。

俺がボケても拾ってくれたおんりーチャン
適切なアドバイスをくれたおんりーチャン
どんな時も真面目に一生懸命進行してくれたおんりーチャン
全部全部…おんりーチャンじゃなきゃダメなんだよ。
もう…元には戻れない?

そんなの嫌だ…俺に出来ることは何?
大してできない…俺には。
おんりーチャンを取り戻すことは不可能なの?
早く帰ってきてよ…!
おんりーチャンがいないと楽しくないよ。
俺じゃ…俺じゃダメなの?
おんりーチャンの辛さを苦しさを分かってあげるのは。

もう…分かんないよ。
俺は何がしたい?
おんりーチャンの役に立ちたい。
けど…こんな俺に何ができる?
もっと迷惑かけるんじゃないか?
こんな俺が嫌だ。
大人だろ…!
もっと…役に立てよ…
俺は…おんりーチャンと話す。

戻ってきてって言うんじゃない。
相談に乗るよって。
いつでも良いからねって。
優しく、おんりーチャンが話しやすいように。

話す時間あるのかな…
いやあるかなじゃなくて…作るんだよ。
作らなきゃ…俺が。
おんりーチャンと話す時間を。

予定表を見る。
ぼんじゅうる
は…?
なんで?なんで?なんで?
運悪すぎ…
空いてる時間がない…

いや…ここを少し早めればいけるか…?
ほんとにありえない!
なんでこういう時に限って、忙しいんだよ。
いや…有難いんだけどさ。
今じゃないんだよな…
全部突然のことで…頭があまり回ってない。
俺は…おんりーチャンの役に立つことは出来ないの?
こんなやつが…メンバーでごめんな。
おんりーチャンの役に立たない…
俺の方がドズル社を抜けた方が良かったんじゃないか。
その方がみんな楽しいだろうし…

何言ってんだよ…
俺が抜けたら意味ねぇじゃねぇか。
みんなと一緒にまたやりたいんだろ?
なのになんで抜けるんだよ…
ごめん…ごめんな。
俺は、凄い人じゃない。
だから…おんりーチャンが何を思ってるのかなんて
分かんないんだよ…
でも、おんりーチャンのことを想っているのは誰よりも大きいと言える。
俺じゃダメなのか?
俺じゃおんりーチャンを救えない?
いや、救えないじゃなくて救うんだよ。
初めから弱気になったって、何も出来ない。
俺は俺なりの方法でおんりーチャンを救う。


また…一緒に撮影しような。
その時はさ、沢山ツッコんでよ?
沢山…ボケを拾ってよ?

別にやらなくてもいい。だって…
おんりーチャンが笑って楽しそうにやっているのが、俺は何より嬉しいから。

そのために俺はおんりーチャンを取り戻す________。

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