次の日の朝
自室で大きなあくびをして、カレンダーを見る
月曜日か、
夏休みももうあと一週間で終わっちゃうな
バタン
勢いよくドアを開けたテテオッパなんの躊躇もなく部屋に入ってきた
えへって笑うオッパはもう、いつものテテオッパに戻ってた
まだ完全に目が覚めてなくてぼーっとしながら服のボタンに手をかける
ベッドの横まで来ていたテテオッパは急いでドアの前まで引き返した
カーテンを開けて窓の外を見るとあいにくの雨だった
でも、雨は好き
静かだし、なんか落ち着くの。
ようやく目が覚めた私はパーカーワンピースに着替えてドアを開けた。
テテオッパは私を見るなりニヤニヤしてて、気持ち悪かったけど、可哀想だったから言うのはやめた
何やらブツブツ言いながらたどり着いたのはホビオッパの部屋
ドアをコンコンっとノックするとすぐに
キラキラした目で見つめてくるホビオッパがいた
、
ホビオッパの部屋の隣
布団の擦れる音と、可愛いくぐもった声がドア越しに聞こえた
急にドアが開いて、ジミンオッパが顔を出した
ジミンオッパの部屋の隣は、、、
まだ起こしていないこの部屋にはグクオッパ、その隣の部屋にはユンギオッパがいる。
ああ、確かにユンギオッパは起きないだろうな。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。