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第5話

セナと狐白の関係
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2024/09/28 10:59 更新
私とセナくんが初めて会ったのは氷翠兄様が16歳の誕生日パーティーの時だった。当時私は6歳でセナくんは9歳。パーティー会場には企業の人や研究施設の方など冬桜家を慕っている人たくさんの人が来た、もちろん恋桜家の人たちも
企業の人
お誕生日おめでとうございます、氷翠様
冬桜氷翠
パーティーに来てくれてありがとう
企業の人
いえ、招待して頂きありがたく思います、えっとそちらの女の子は?
有名な企業の方は私の方を見てそう言った
冬桜氷翠
10個下の妹の狐白だよ
冬桜狐白
冬桜家長女の、、、冬桜、、、狐白と申します
企業の人
妹様でしたか...
そう言ってその人はまた兄様に企業の話しをしていた。私の家、冬桜家は魔法に関係のことで代々歴史を残していた家系。そのおかげで研究所や企業などたくさんのところから話をもらったり協力して新しい魔法を作り出したり魔法道具を作ったりと幅広く活躍してる家系
私は兄様に夢中の大人の人たちや女性の人達から離れてお気に入りのお庭に出た
秋桜瑚音
お嬢様
冬桜狐白
瑚音...大丈夫、いつもの事だから...兄様はすごい、な
秋桜柚琉
...お嬢様様もすごいですよ、何かお飲み物を持ってきますね
秋桜瑚音
それなら私が行きますよ
冬桜狐白
大丈夫だよ...後で自分で取りに...行く、から
アイク
ギュー
秋桜瑚音
いえ、これでも専属従者ですから(◍ ´꒳` ◍)、柚琉、お嬢様を任せますよ
秋桜柚琉
言われなくても。
そう言って瑚音は部屋に行って飲み物を取りに行ってくれた
秋桜柚琉
お嬢様...失礼かもしれませんがご友人は作らないのですか?
冬桜狐白
...作らない、よ...怖いから
秋桜柚琉
左様でございますか
そしてパーティー会場のバルコニーから女性の声が聞こえた
企業系の家の娘
当主様は相変わらずお綺麗でかっこいいのに妹の方はその、地味ね
親族
そうですよね、あれじゃあ着ている洋服も可哀想だわ
企業系の家の娘
あら、分かります?...とても有名なブランドで私たちも同じの着ているのに、あんな地味な子が着ていたらデザイナーが可哀想
親族
そう思うわ、ブランドの恥になるから着ないで欲しいのよ。私たちまで地味って思われたくないわ
というわ会話が聞こえてきた
秋桜柚琉
さすg
冬桜狐白
いい、よ、、柚琉、、、気にしてないから。事実だから
アイク
キュー
アイクは私のことを心配してスリスリしてきてくれた。ただ正直辛かった...『sleepingmel』私の母がこのブランドが好きだったと兄様や柚琉達に聞いたことがあり私もとても好きなブランドだったから...
冬桜狐白
ありがとう、アイク
私はそのままバルコニーの近くにいた私は離れてお庭に戻ろうとしたら
セナ・スリーピング
ママとパパはそんなことを言う人には着て欲しくないと思うわ
親族
え?...あなたは誰かしら?子供はこんなところにいたらダメなはずよ
企業系の家の娘
パパ?ママ?...男の子なのにアタシって...うふふ
親族
ほんとよね、男の子なんだから僕とかじゃないと
セナ・スリーピング
はぁ...本当に話が通じないみたいね。だから嫌なのよ、こういうパーティーは...礼儀のない人が沢山いるから
企業系の家の娘
なんて言ったのかしら!
親族
生意気だわ!あなた誰よ!
セナ・スリーピング
...アタシはセナ・スリーピングよ?一度は聞いたことあるはずだと思うけど
企業系の家の娘
セナ...スリーピング...あの有名なデザイナーの息子!
親族
でも!あなたが作っているわけではないでしょ!
セナ・スリーピング
いえ、アタシ達がデザインして作ったものよ
企業系の家の娘
え...でも!どこにあなたが作った証拠が分かるのよ!
セナ・スリーピング
そこに書いてあるロゴよ
彼はそう言って彼女たちにロゴを見せていた
企業系の家の娘
本当...
親族
...
セナ・スリーピング
でも、アンタたちの方にはもう、試作品を送らないでおくように頼んでおくわ
親族
それは!
セナ・スリーピング
それじゃあ、さようなら
彼はそうってバルコニーから会場へ戻って行った
冬桜狐白
すごい...
秋桜柚琉
俺はなんかスッキリしました
冬桜狐白
...言い返せるようになれたらな
秋桜柚琉
お嬢様...
秋桜瑚音
お嬢様〜飲み物持ってきました
柚琉とそう話していると瑚音と..
冬桜狐白
...あ、ありが、とう
セナ・スリーピング
瑚音ちゃん、この子が狐白ちゃんでいいのかしら?
秋桜瑚音
はい、自慢のお嬢様でございます
さっきの男の子が瑚音の後ろから出てきた
アイク
ギュッ!グルル
アイクは私を守るために彼に威嚇していた
冬桜狐白
あ、アイク...落ち着いて
私は彼に失礼がないようにアイクを落ち着かせた
セナ・スリーピング
あら、アタシあんまり歓迎されてないわね
秋桜瑚音
仕方ないかもしれないです。お嬢様に近づく人達はお嬢様自身ではなく当主様や家のことにしか目がいってない人が多かったので
秋桜柚琉
それで失礼ですがセナ・スリーピング様ですよね?
セナ・スリーピング
えぇ、そうよ。アタシはセナ・スリーピング、両親はsleepingmelのデザイナーでアタシも何個か手伝わせてもらっているわ
秋桜柚琉
セナ様はお嬢様に何かご用事があるのですか?
セナ・スリーピング
単純に狐白ちゃんに興味があるのよ
冬桜狐白
え...兄様じゃなくて...私、ですか?
セナ・スリーピング
えぇ!アタシ、ママとパパから当主様と狐白ちゃんのことは聞いていんだけど、狐白ちゃんがいつも嬉しそうに着ていくれてるって聞いたの!だからどんな子か気になって
冬桜狐白
(それなら...幻滅したよね)
秋桜瑚音
そうなんですね
秋桜柚琉
どうですか?実際にお嬢様にお会いしてみて
冬桜狐白
ゆ、柚琉...
柚琉は突然そんなことを言ったので正直怖かった...ほかの人たちみたいな感じになるのか...媚びを売られるのかと
セナ・スリーピング
...いいわよ
秋桜瑚音
セナ様今なんとおっしゃいましたか?
セナ・スリーピング
可愛いわよ!銀色の髪にくすんだ青色の瞳!あ〜もう!想像以上可愛い!それにとてもいい子だし!
セナさんはそう言って私を抱きしめた
冬桜狐白
え、あ、あの...
秋桜瑚音
あ!セナ様!
セナ・スリーピング
あらごめんなさいね!つい興奮してしまったわ
冬桜狐白
いえ、大丈夫です。セナ・スリーピングさん
セナ・スリーピング
セナでいいわ!肩苦しいのは嫌なのよ、はくちゃんと呼んでもいいかしら?
冬桜狐白
はい...
セナ・スリーピング
あ、あと敬語もなしね!だってお友達になりたいから!
冬桜狐白
え、でも...セナくんの方が年上...ですから
セナ・スリーピング
アタシがいいって言ってるからいいのよ!白ちゃん
冬桜狐白
...う、うん...よろしく、ね。セナくん
セナ・スリーピング
えぇ!よろしくね、白ちゃん
秋桜瑚音
良かった...お嬢様にもご友人ができて
秋桜柚琉
そうだな...良かった
その後はパーティーが終わるまでセナくんとお庭で色々お話したり音楽に合わせて踊ったりした
冬桜氷翠
狐白
冬桜狐白
兄様...お客様方は...?
冬桜氷翠
もう、帰ったよ...誕生日プレゼントありがとう
株璃
ありがとう
冬桜狐白
いえ...少しですが喜んでくれて嬉しい...です
私はパーティーの前に先に兄様に自分の魔法と組み合わせたピアスをプレゼントした
冬桜氷翠
君はブランド、sleepingmelの次期社長のセナ・スリーピングくんだね
株璃
sleepingmel...奥様が好きだったブランド
セナ・スリーピング
えぇ、そうよ。冬桜家当主冬桜氷翠様、先程も挨拶致しましたがお誕生日おめでとうございます
冬桜氷翠
ありがとう、肩苦しいのは嫌いだからラクにしていいよ
セナ・スリーピング
なら、良かったわ
冬桜氷翠
狐白と仲良くしてくれてありがとう
冬桜狐白
兄様...
セナ・スリーピング
感謝を言われることはしてないわ、アタシがしたくてしたことだから
秋桜瑚音
セナ様
冬桜氷翠
そっか...これからも狐白と仲良くして欲しい
セナ・スリーピング
もちろんよ!
秋桜柚琉
良かったですね、当主様、お嬢様にも信用出来るご友人ができて
株璃
本当にね、氷翠は狐白のことになるとすぐ怖い顔してその人のこと見るから抑える僕も大変
秋桜瑚音
とても心配してましたからね!
セナ・スリーピング
それじゃあアタシもそろそろ帰るわ...またね、白ちゃん
冬桜狐白
うん...また話そう、ね。気をつけて
セナ・スリーピング
えぇ!
セナくんはそう言って契約獣であろうペガサスに乗って帰って行った
冬桜狐白
ふわぁ〜...(´-ω-`)))コックリコックリ
秋桜瑚音
あらあら、お嬢様眠そうですね
秋桜柚琉
そうだろうね、いつもより気を張っていましたし緊張なさってましたから
アイク
キュー
アイクは普段より少し大きめの姿になりウトウトしてる私を支えてくれた
冬桜氷翠
それじゃあ、2人とも狐白を頼むよ。僕は少し企業の方と話しがあるから
株璃
...氷翠、少し狐白の傍にいなくていいの?
冬桜氷翠
本当はそうしたいけど...でも御相手は大手企業のところ、だからさ
株璃
...あ〜、あそこの考えが古い人が社長のところか...なら少しでも遅いとなんか言ってくる...しかないことかなのかな
秋桜瑚音
...話しが終わったあと少しお顔を見れるといいですね...
冬桜氷翠
そうだね...それじゃあ僕は行くよ、おやすみ狐白。瑚音と柚琉とアイクも
秋桜柚琉
はい...お話しが上手くいくことを願っています、おやすみなさいませ当主様
秋桜瑚音
おやすみなさいませ
冬桜狐白
行ってらっしゃいです...兄様
兄様は会場に戻った
秋桜柚琉
お嬢様、お部屋へ行きましょうか?
冬桜狐白
(* . .))ウン
私はそのまま自室へ行き眠りについた
その後はセナくんは何度も私の家に遊びに来てくれた
セナ・スリーピング
遊びに来たわ!白ちゃん
冬桜狐白
セナくん…こんにちは
セナ・スリーピング
今日はチェスなんでどうかしら?
冬桜狐白
(* . .))ウン…やりたい
セナ・スリーピング
なら、決定ね!
彼とはそのまま幼馴染の関係になった。数年後セナくんが中学一年生になる頃にアミ・ドュ・ラーム魔導専門学校に行くことをきいた
セナ・スリーピング
そうなのよね、それで寮に入ることになったから今みたいに会えなくなっちゃったのよ
冬桜狐白
そうなん、だね…どこの寮に行く、の?
セナ・スリーピング
建築科よデザインのことを学びたいからね…白ちゃんたくさん手紙送るわね!
冬桜狐白
(* . .))ウン、楽しみに…待ってるね…
セナ・スリーピング
えぇ!待っててちょうだい、そういえば白ちゃんはどこの学校に行くのか決まっているの?
冬桜狐白
…一応、美夜姫さん達と同じところだよ…冬桜家はみんな首席で卒業するように…親族から言われてるから
セナ・スリーピング
そう、なのね…白ちゃん、もし辛くなったらアタシが家に居なくても何時でも来ていいからね、ママとパパは白ちゃんは大歓迎って言ってたから
冬桜狐白
(* . .))ウン…ありがとう
そうしてセナくんは魔導専門学校に入学した。その後私は学校で色々ありセナくんと同じ学校に転入した。そのことを転入試験合格後連絡したらとても喜んでくれた
セナ・スリーピング
あら!そうなのね、ならまた沢山会いに行くわ
彼はそう言ってくれた。そしてセナくんと会うと毎回後ろから抱きしめられるのが挨拶になるようになった
冬桜狐白
懐かしい…
セナ・スリーピング
何が?白ちゃん?
アイク
キュー?
冬桜狐白
あ、セナくん…初めて会った時のことを、、、思い出してただけ、だよ
セナ・スリーピング
なるほどね、確かに懐かしいわね…良かったわ、白ちゃんにもアタシ以外にも友達が出来たから
冬桜狐白
(* . .))ウン…ありがとうセナくん…あの時、庇ってくれて
セナ・スリーピング
?いいのよ、アタシはただ話してみたい子の悪口を言われてる嫌なだけだったから、それにその日のおかげで白ちゃんとお友達にたれたんだから
冬桜狐白
そっか…そういえばセナくんは…あんまりパーティーとか、、、出なかったよね?
セナ・スリーピング
あ〜、アタシこういう喋り方でしょ?それに猫被って僕とか言うのも嫌だったのよ…だから洋服関連のパーティーにしか出なかったの、でも冬桜当主様のパーティーはアタシ達のブランドもお世話になってるから必ずでないといけなかったのよね、まぁそのおかげで白ちゃんにも会えたけどね
冬桜狐白
そっか…私もあの時セナくんにあえて…良かったよ
セナ・スリーピング
あら!嬉しいわ〜、本当に可愛いんだから!
そう言って彼は私を抱きしめた…これはセナくんなりの友情表現だから最初は戸惑ったけど最近は慣れている。
人と関わるのをずっと恐れていた私だけどあの時、セナくんがいたから長いパーティーもあっという間だった…それに咲羅ちゃんとセナくん…2人がいるおかげで少しづつ人と関われるのようになったのかもしれない、もちろん、日本班のみんなのおかげでもある、だから本当に感謝しかない

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