第4話

転入するまでの記録
24
2024/09/12 01:44 更新
私は生まれた時から兄様以外から嫌われていた
親族
貴方なんか冬桜家の恥よ
親族
そうよ、さっさと消えてちょうだい
親族
貴方なんか冬桜家には必要ないのよ!本当に前当主様は何を考えていらっしゃったのか……
冬桜狐白
…ごめんない
私はこんな感じで毎日言われていた。特に従姉妹の恋桜家の全員からは虐待に近いことを兄様に見えない場所でやられていた
アイク
キュー
冬桜狐白
アイク…大丈夫だよ、私が出来損ないなだけだから
私はこれ以上嫌われないように幼いながらも精一杯の努力をした
冬桜狐白
ゴホッ
アイク
キューー!!
口から血が出ても無理して、勉強、作法、楽器、魔法全てにおいて完璧をすることを目標にしてた
冬桜氷翠
狐白…これ以上無理は
株璃
一度休んだほうがいいよ、狐白
冬桜狐白
大丈夫です…少し外の空気を吸ってきます
兄様や株璃を心配していても大丈夫としか言わなかった。だけどある日体が限界をきてしまって私は意識を失い倒れてしまった。目を開けると
冬桜氷翠
狐白!…良かった目が覚めて
冬桜狐白
兄、様…ごめんなさい、もう大丈夫です
私は自分の体調管理も出来ない自分自身の未熟さを責めた。そしてベッドから起き上がろうとすると力が入らなく起き上がれなかった
冬桜狐白
あ、れ…
株璃
高熱だよ、狐白
アイク
キュー…(スリスリ)
アイクは私の頬に自分の顔を近づけてスリスリとしていた
冬桜氷翠
僕は言ったよね?無理しないでねって…心配したんだよ、父さんと母さんを失ってから狐白も失うんじゃないかってずっと思ったんだから…
冬桜狐白
ごめんな、さい。兄様
私がそういうと兄様は優しく抱きしめてくれた。
冬桜氷翠
狐白が謝ることじゃないよ。ただ僕がもっと狐白を守らなきゃいけないだけだから。お願いだから自分の体を大切にして
冬桜狐白
兄様…ありがとうございます
私はその後2週間くらい体調不良でベッドの上で生活していた
秋桜瑚音
お嬢様!勉強はまだ当主様から許可がおりておりませんよ
冬桜狐白
だとしても、やらなきゃ、冬桜家の名に、傷が
秋桜瑚音
それでもダメですよ!ベッドでおやすみください
毎日こんな感じて従者の心音と柚琉に止められる
冬桜狐白
でも、そしたら兄様に、迷惑が
秋桜柚琉
だとしてもです。お嬢様。当主様が許可するまでは休んでください、医者の方もお嬢様の体調を見てとても驚いた様子でしたよ
秋桜瑚音
お嬢様のお好きなほうじ茶を持ってきましたので少し読書でもいかがですか?
冬桜狐白
…わかった
この2週間は二人に監視(見張り)をされながら過ごした
私はそんな2人にいつも助けられてた
10歳?の頃(たぶん)
私は夜1人になりいつもより眠くなりベッドの夢の中へいった時に黒いマスクの知らない人に首を強く締められ、首に刃物を突きつけられた
冬桜狐白
く、くる、し
私は息ができなく上手く魔法を出せないところ
アイク
ギュー!!
アイクは大声で鳴いて知らない黒いマスクをつけた人知らない人を風の魔法で吹っ飛ばした
秋桜柚琉
お嬢様!
柚琉は部屋の前で待機していてはずだけどもの音とアイクの鳴き声で気づいた様子だった
秋桜柚琉
君、お嬢様に何してるんだ!
柚琉はマスクで顔を隠している人をすぐに睡眠薬の入ってる銃で撃って気絶させてそのまま寝かせて手足を折って縛った
冬桜狐白
はぁはぁ…
アイク
キュー
私の首から刃物を突きつけられとても深めの傷ができていた。アイクはすぐに私に駆け寄って回復魔法をかけているけどだいぶ時間がかかっている
秋桜瑚音
何事ですか?!、柚琉…お嬢様!
秋桜柚琉
瑚音!俺は当主様を呼んでくる
秋桜瑚音
わかりました。お嬢様、その首…コイツもしかして
冬桜狐白
大、丈夫、、少し痛いだけだから。アイクあとは自分でやるから大丈夫
私はそう言って自分の魔法でゆっくり回復をする。アイクはずっと顔をスリスリしてくれてる
冬桜氷翠
狐白!
兄様は部屋のドアを開けて私の肩から息をしているのと同時に首に回復魔法かけている様子を見た
冬桜狐白
兄、様
冬桜氷翠
…どういうことだ!柚琉、瑚音!
兄様は私を抱きしめながら回復を手伝って2人に聞いた
秋桜柚琉
申し訳ございません…当主様
冬桜氷翠
謝罪は今は僕には必要ない、それより状況を教えてくれ
普段は穏やかな兄様が当主の顔をして聞いた
秋桜柚琉
はい…コイツがお嬢様の首を絞めて首に刃物を突きつけて暗殺しようとしてました。そしてアイク様の鳴き声と共に俺が気づき体の骨を折って縛り付けていたの状況となります。アイク様がコイツを吹っ飛ばしたと思います
冬桜氷翠
…わかった、柚琉至急、コイツを起こしたて拷問部屋へ連れて行って。僕は後で行くから
秋桜柚琉
わかりました、当主様
柚琉はそう言って私を暗殺しようとした黒いマスクの人を連れて部屋へ出た
冬桜氷翠
瑚音、部屋を綺麗にするのをお願い。夜中にごめん
秋桜瑚音
わかりました。お嬢様のお着替えはどうしますか?
冬桜氷翠
お願い、あと着替え終わったら狐白は僕の部屋に連れて行って傍にいてあげて。ついでに回復も
秋桜瑚音
かしこまりました。当主様
瑚音も私の洋服を取りに部屋を出た
冬桜狐白
はぁはぁ…兄様…
冬桜氷翠
大丈夫、もう兄様だよ。傷は応急処置はしたからあとで瑚音に綺麗にしてもらって
冬桜狐白
はい…兄様…こわ、かったです
私がそういうと兄様は抱きしめて背中を撫でてくれた
冬桜氷翠
もう大丈夫だよ、兄様しか今は部屋に居ないから。1人じゃないからね
私はその言葉と同時に涙が出た
冬桜氷翠
大丈夫だよ、泣きたい時はないていいからね
私はその日兄様の部屋で寝て暫くは兄様の部屋で過ごすようになった。あとから聞いたけど暗殺者は雇われていて雇い主は恋桜家の人だと(美夜姫さんともう1人の姉さんだった)聞いた
私は一時期1人でいることそして外に出るのが怖くなった
冬桜狐白
アイク
キュー
秋桜柚琉
お嬢様…庭園へ行きませんか?
冬桜狐白
庭園、、なん、で?
秋桜瑚音
幼い頃にお嬢様が庭園でアイク様初めてお会いした場所がそこだと前教えてくださったので
アイク
(*^^*)
私は2人とアイクと一緒に手を繋いで外へ出てみた
秋桜瑚音
いつ見ても庭園は綺麗ですね(*^^*)
冬桜狐白
うん…
秋桜柚琉
お嬢様…あちらに行きませんか?
柚琉が行こうと言った場所は私がいつも魔法の練習をしていた湖だった
(ちなみに狐白の家は敷地がとてもひろく洋風と和風がミックスされている家です。とても自然を大切にしていて野良の生物なども住んでいたりします)
冬桜狐白
うん…
秋桜瑚音
お嬢様、魔法を見せてくれませんか?
冬桜狐白
え…私はふたりみたいに上手く…できないよ
秋桜柚琉
それでもいいんですよ、俺と瑚音はお嬢様の魔法が見たいんです
冬桜狐白
…うん
私は2人に得意な水魔法と風魔法を組み合わせた魔法をみせた
秋桜瑚音
…すごい…この魔力の量
秋桜柚琉
普通じゃあ、できない
2人は狐白の魔力の量に驚き、魔力消費が激しい魔法なのに狐白は平気な様子だった
アイク
キュー!!
冬桜狐白
2人とも?…大丈夫?
秋桜柚琉
いえ、お嬢様の魔法を見たのは久しぶりでしたので素晴らしかったです
秋桜瑚音
前回より成長してましたね、お嬢様
そこから私は少しづつ外に2人と出るようになり、数ヶ月で1人でも外に出れるようになった。そして11歳の頃に小学生実用魔法世界大会準優勝した
冬桜狐白
…負けた…また、親族に虐められるかな
当時の私は優勝以外は親族からは許されなくいつも優勝以外だと怒られたり、嫌われたり、虐められる、だからこそ優勝しなければと必死だった。少しでも冬桜家の名に泥を塗らないように
アイク
キュー!
アイクは待機室で待機していて私の姿が見えるとすぐにギュッて飛んできた
冬桜狐白
ごめんね…アイク、一緒に頑張ってくれたのに…最後のところで間違えて…
アイクはそんなことないって様子だった。アイクにとても申し訳ない
冬桜狐白
…家には帰ったら報告しなきゃ、ね
アイク
キュー…
私は大会の次の日には家に戻り兄様と親族に報告しに行った
冬桜氷翠
おかえり、狐白。どうだった?
冬桜狐白
…準、優勝でし、た…ごめん、なさい
株璃
…よく頑張ったね、狐白
冬桜氷翠
そうだよ、よく頑張った…周りには年上ももちろんいたはず、その中でもよく準優勝まで上り詰めたと思うよ
兄様はそう言って私の頭を撫でてくれた。ただ2人に報告したあと
親族
あなた、また泥を塗ったのね!…本当に使えないわね
親族
泥を塗るなら居ない方がマシよ…早く美夜姫さんと当主様は結婚して頂かないといけないんだから、そしたら美夜姫さんが冬桜になるのよ、これ以上美夜姫さんのためにも邪魔よ!
親族
そうよ、冬桜家の婚約者になった美夜姫さんが可哀想よ、泥を塗られたら
恋桜美夜姫
だって〜狐白、アンタが生きていても、当主様に迷惑かけるだから
冬桜狐白
申し訳、ござい、ません
アイク
グルル…
親族
あなたの契約獣もよ、本当に主人と似て使えないのね
恋桜美夜姫
アイクもこんな主人じゃ勿体ないよ?まぁ、アイクにはわかんないね!
冬桜狐白
!アイクのことを悪く言わないでください!
親族
何よ!生意気な口聞かないでちょうだい!
恋桜美夜姫
狐白は本当にバカだよね
親族の女の人や美夜姫さんはそう言って私の頬を叩いたり持っていたカバンで殴ったり、美夜姫さんに関しては刃物で傷つけてくる。アイクは威嚇していて魔法で攻撃しようとしていた
冬桜狐白
アイク…だめ、だよ…
私がそういうとアイクは攻撃する体制をやめてくれた。そして親族の人達や美夜姫さんは満足したのかそのままどこかへ行った
株璃
狐白!
秋桜瑚音
お嬢様!
株璃と従者の2人は私を見つけ次第急いで来た。私の頬や乱れてる服装を見てすぐに状況を理解してくれた
冬桜狐白
大丈、不…兄様には秘密にしてて
株璃
でも!
秋桜柚琉
お嬢様…
秋桜瑚音
ですが!
私はどうしても兄様にはこのことは知られたくなかった。知ったらと迷惑が掛かり家のお仕事とプラスでやることが増えて疲れてしまうと思ったから
冬桜狐白
大丈夫、だから…来てくれて、あり、がとう。それにこのことを兄様に話したあと恋桜家に話したこと、バレ、て柚琉達が解雇にされても嫌、だから
私はそう言ってアイクに支えられながら自室へ戻った。秋桜家は恋桜家よりは地位が低い、それに使用人という立場だから余計、従うしかない。そこから1年後私は中学生となり実家から寮へ行き、中高一貫校の魔導専門学校へ通うことになったが学校へ行っても恋桜家の3人に虐められる。
学生
あ、冬桜さん今度ランチでもどう?当主様のお話教えて欲しいわ
学生
冬桜さん良ければ今度、俺の両親と夕食食べない?
学生
狐白ちゃんのお兄様ってどんな人が好きなの?
学生
狐白さんってまだ婚約者いないですよね、、試しに俺と付き合いませんか?
冬桜狐白
あ、いや…あの、ごめんなさい
私は学校でも色んな人に沢山媚びを売られたりされて、みんな私自身のことではなく家の事や兄様を気になっていたり狙っていた。とても辛かった…。13歳の頃に私は世界魔法アイデア選手権優勝 、全世界ハープコンクール最優秀賞を最年少で授賞することができた…私は2年前のこともありとても嬉しかった…けどそれでも周りはみんな兄様のことや家の事ばかりだった。褒めてくれたのは兄様と株璃と柚琉、瑚音と仲のいい使用人の人たちだけ…そして寮生活をして3ヶ月くらい経った頃暗殺されそうになった…けどアイクがすぐに助けてくれて美夜姫さんがやろうとしていたこともわかったけど兄様にだけにそのことを手紙で連絡した。
…12月、雪が降り始めた時期に兄様から呼び出しがきた
冬桜家
冬桜狐白
久しぶりな気がする…
私が家の門をくぐると
秋桜瑚音
おかえりなさいませ、お嬢様
秋桜柚琉
おかえりなさいませ
冬桜狐白
ただいま、瑚音、柚琉…氷翠、兄様は、どこ?
秋桜瑚音
和室でございます
冬桜狐白
…うん…あり、がとう、瑚音
秋桜瑚音
はい…良ければご一緒しても?
冬桜狐白
うん…いい、よ
秋桜柚琉
俺も護衛のために行きますね
冬桜狐白
うん
私は兄様から何を言われるのか不安になり無意識で2人の手を握っていた
冬桜狐白
あ、ご、ごめんな、なさい
秋桜柚琉
大丈夫ですよ、お嬢様(前より俺たちのことを警戒してる?)
秋桜瑚音
そうですよ、むしろ嬉しいくらいです(お嬢様、学校で何かあったのかも)
私たちはそのまま兄様のいる和室へ行った
コンコン
冬桜狐白
兄様…狐白とアイクです
秋桜柚琉
お嬢様をお連れしました、当主様
冬桜氷翠
入っていいよ
冬桜狐白
失礼します
そう言い私たちは部屋の中へ入る
冬桜氷翠
久しぶり、狐白、アイク
冬桜狐白
お久しぶりです、氷翠兄様
アイク
ギュー
私が兄様と対面になるように座ると瑚音と柚琉はお茶を用意していた
冬桜氷翠
2人とも、自分たちでやるからいいのに
秋桜瑚音
いえ、ご兄妹でお話する時間は大切ですから
秋桜柚琉
お2人が少しでも長く話せるようにですから
氷翠兄様は忙しい方で私とお話する時間も難しいほどだった
冬桜氷翠
…わかった、それで狐白…転入しない?もちろん転入試験はあるけど
冬桜狐白
転入…ですか…理由を聞いてもいいですか?
冬桜氷翠
いいよ、提案した理由は狐白が最近苦しそうだったからかな…あと恋桜家がまた暗殺しようとしたって聞いたから
と兄様は言った。苦しそう?…でも最後に会ったのは中学の入学式なはずなのになんで…兄様にはなんでもお見通しみたい…
冬桜氷翠
…あとアミ・ドウ・ラーム魔導専門学校の学長から提案してくれたんだ
冬桜狐白
確かラメント学長…
冬桜氷翠
そう、彼が狐白の世界魔法アイデア選手権大会をみていたみたいで狐白の魔法に驚いたと言っていたよ。それで先週、連絡がきた、魔法研究科に来ないかと
冬桜狐白
…(今の学校から離れてた少しでも変わるのかな…でもまた今と同じだったら…また、兄様に迷惑が)
アイク
ギュー?
冬桜氷翠
…(確かあそこの研究所の女の子も行くって聞いたな)狐白
私が迷っている様子みて兄様は私の目をしっかり見た
冬桜氷翠
最初は誰でも心配だし不安なはず、もちろん、僕も同じ立場だからそうだから。でも…それでも環境も周りにいる人も変われば分からないよ、自分の気持ちに正直になっていいんだから
しばらくの沈黙のあと私は
冬桜狐白
兄様…私は…転入して、新しい、、環境で学んでみたい、、です
アイク
キュー
秋桜柚琉
お嬢様!
秋桜瑚音
ご自分の意見をはっきりと仰ってましたね!
秋桜柚琉
良かった…
冬桜氷翠
こらこら2人とも落ち着いて…わかった、狐白ラメント学長の方には僕から連絡しとくよ、あと今の学校には転入試験があるから辞めると伝えておくね、成績は優秀だったし大丈夫だと思うから
冬桜狐白
分かりました
株璃
狐白、よく自分の意見が言えたね
アイク
キュー!
株璃とアイクは私にスリスリしてきてくれた
冬桜狐白
…うん、ありがとう
その後は、学校をやめて転入試験の勉強をした。無事、合格して転入することができた。ただ、どこからか情報が漏れてしまい恋桜家の美夜姫さんにもバレてしまい同じ学校へ転入していた…
でも私はあの時とは違う…、今は大切な友達がいるからきっと大丈夫
星龍彩羅
…ちゃん!狐白ちゃん!
冬桜狐白
あ、…ごめんね、彩鑼ちゃん
星龍彩羅
びっくりしたよ!呼んでても気づかないから
アイク
キュー?
ルビー
コンコン
咲峰花
狐白先輩、大丈夫ですか?
冬桜狐白
…大丈夫、だよ。ごめんね、なんの話でしたっけ?
小鳥遊冴月
今度みんなで勉強会をしないかって話しです
音海絢奈
冬桜様はどうでしょうか?
冬桜狐白
…大丈夫です( *´꒳`*)
青見せいろ
なら決まりだね〜

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