部屋の中に、ぐちゅっと濡れた音が響く。
わざと大きく鳴らしているかのように
卑猥な音を立てて身体からソレが抜かれるたび
嫌で、聞きたくなくて、ぎゅっと目を瞑った。
生理的に出る涙をぺろりと舐めて
スニョンは不機嫌だった顔を少し和らげる。
ああ、もう嫌だ。
学校で何があったのか知らないけど
帰宅したスニョンは怖いくらいの無表情で
「誰も入れるな」と外の誰かに言っているのが聞こえた。
いつもと雰囲気が違うその様子が、怖くて。
その冷たい瞳に気圧されて動けない。
後ずさった俺を見てピクリと眉を動かすスニョンに
しまったと思った瞬間、腕を引っ張られて押し倒された。
後頭部を思い切り床に打ち付けて強い衝撃が走る。
じゃらりと手首につながれた鎖が音を鳴らした。
息が出来ない。
塞いできた唇に呼吸もできないくらい
激しく口内を舌で荒らされて酸欠で視界がぼやける。
涙が零れた。
舌の絡まりに応じて鳴る水音にカッと頬が熱くなる。
口の端から唾液が途方もないほどこぼれた。
性器がひんやりとした何かで包まれ
すぐにそれが手だと気づき
いつの間にかおろされていたジッパーに動揺する。
嫌なのに
握りこんだ性器を乱暴に上下に擦られ
すぐに硬くなってしまう。
指の腹で敏感な裏筋や尿道口を擦られ腰が無意識に動く。
性器から鳴る卑猥な音に耳をふさぎたくなる。
嫌だと訴えようとして目が合う。
いつもみたいな欲情した瞳じゃなくて
何の感情も見えない冷たく無感情な瞳。
嫌だ、やめてくれと首を振りながらスニョンの胸を
手で押すと陰嚢を強く揉まれびくりと腰が揺れた。
腰に甘い痺れが走る。
下腹部に熱が集まった。
首筋に口づけられ、ちゅぅと吸われる。
声を上げて身を引こうとした瞬間に
ズボンを膝まで下げられる。
ぐちゅりと音を立てて性器に触れていた指が離れたと思ったら
今度は無造作に後孔につっこまれた。
ずぶずぶと指が入ってくる。
痛い。痛い。
それなのに毎日毎日
嫌というほど無理に拡げられるソコは
痛いはずなのにすぐに解れてくる。
ぐちゅっ、ぐちゅっ。
内壁に強く擦りつけられ細かく内股が痙攣する。
一度射精して、でも手の動きは止まるどころか
激しくなり水音を激しくしながら刺激を与え続けてくる。
じゅぷじゅぷ。
ぬちゅぬちゅっ
先走りを指先につけながら器用に扱かれ開いた脚を
自然とピンと伸ばし快感のせいで全身に緊張が走る。
うまく呼吸が出来ない。
縋っても、首を横に振っても全然やめてくれない。
嫌でも何度も与えられ続ける快感に目を瞑った。
後孔に抜かれては差し込まれることの繰り返し。
それと同時に性器も
ぐちゃぐちゃにもう片方の手で扱かれる。
後孔でバラバラに動く指だけで精一杯なのに
性器を上下に擦る手も止めてくれなくて
逃げることさえできずにただされるがままだった。
性器に触れた手が、裏筋を強く擦る。
また、またイク…っ。
ひっ、と悲鳴に似た上擦った声が漏れた。
性器と後孔に同時に与えられる快感に
狙ってイイとこばかり擦りあげてくる指に
びくびくと内腿が震える。
先走りが多すぎて
先端から液がぼたぼたと床に零れていた。
背中がのけ反り腰が浮く。
ぼろぼろと泣いても
そんなことを冷たい声音で呟いてスニョンは
手を止めることさえしない。
ナカを拡げるように何本もの指が大きく動いて
それが性器に快感を伝えて刺激する。
ぼろぼろと声を押し殺して涙を流す。
出来ることなら今すぐ逃げ出したかった。
いつもと様子が違うスニョンが怖い。
うっとりとした顔でぺろりと唇を舐められて
ぞくりと肩が震える。
唇におとされる、ちゅ、ちゅと啄むような口づけと同時に
いつの間にかズボンを脱がされ
無防備になっていた脚をМ字に開かれた。
スニョンの目が開かれたソコに
向けられているのを感じて羞恥心でカッと頬が熱くなる。
そんな俺の反応に彼はふ、と口角を上げて
性器をぐちゅぐちゅと無造作に上下に擦った。
俺の制止の言葉なんて無視され
太腿を掴む手に脚を閉じることさえできずに
変な声が口からもれた。
すでに若干反応して敏感になっていたそれは
またすぐに欲を放ってしまう。
肩で息をしつつ上を見上げると
相変わらず冷たい表情で微笑んだ。
後孔に熱い質量が当てられ反射的に
腰を引くと肉をこじ開けるように熱が入ってくる。
でかい。硬い。熱い。痛い。
安堵のような吐息交じりの声が聞こえた直後
我慢できないというように
腰を掴んで勢いよく抜き差しされる。
結合部から激しい水音が聞こえて
深くつながっているせいで引き抜かれるとき
体内のすべてを持っていかれそうな感覚に陥った。
必死にその動きに振り落とされないように目を瞑って
スニョンの首に腕を回してぎゅっとしがみつく。
怖い。怖い。
硬くて大きい性器が容赦なく俺の奥を突く。
そんな甘い言葉を囁く癖に
下から突き上げてくるその行為は
優しくなくていつもより激しい。
散々解されたソコはスニョンのモノが
入ってくるたびに抵抗することなくその形に拡げられる。
腰がびりびりと痺れ汗が異常なほどにわきでた。
痛みよりも大きい途方もない快感の波が
押し寄せてきて息ができない。
最奥までガツンと突き上げられた瞬間
一瞬視界が真っ白になった。
(気持ちよく…なりたくなんてないのに)
熱い吐息を漏らしびくびくと膝と腰が痙攣する。
それと同時にスニョンのモノを締め付けて
熱い液体が身体の奥に打ち付けられた。
びゅるびゅると多い量を感じ青ざめる。
(…また、ナカに出された)
ぎゅっとつぶった目から涙が飛び散る。
ずるりと抜かれ息を吸った瞬間
イッたばかりでひくひくと震えて
敏感なソコに思いきり突き入れられた。
ぐちゅんと前立腺を先端で突かれ
その強すぎる快感にじたばたと脚が震えながら
びくつき、腰がくねり、背中が弓なりになる。
前で放置されていた性器を
手で掴んで上下に擦られて目の前が真っ白になった。
パンパンっ!ぬちぬちっ!
内壁がうねり、彼の昂った肉棒を締め付け
身体は限界を迎えているのに更なる高みへと誘おうとする。
ぎゅうっ、びくん、ひくっ、びくっ
これ以上イッたら頭がおかしくなる。
変になる…感じすぎて怖い。
感触を味わうようにねっとり動かされる。
スローな抜き差しでさえも、ねちゅ、ぬちゅ…と
粘ついた厭らしい水音が部屋に響く。
声にならない悲鳴とともに何度目か分からない射精。
そんな自分が悲しくて、惨めで
ぼろぼろ泣く俺の涙を拭ってスニョンが笑った。
口を塞がれて舌で歯茎を舐めまわす様に口内を貪られる。
舌を絡められて、ちゅうと吸われると腰が甘く痺れる。
それと同時に、もう一度深く
後孔に入っていたものが抜かれて突き入れられた。
身体がその動きに合わせて揺れる。
意識を失いそうになって
でも突き入れられるたびに無理矢理思考が覚醒されられた。
口に含みきれない唾液が唇の端から零れる。
口内を荒々しく這いまわる舌に視界がぼやけてくる。
(苦しい…)
酸素不足で、頭がぼーっとする。
くらくらする。
あまりにも口を塞がれる時間が長くて呼吸ができない。
胸に手をあてて身体を離そうとすれば
それを拒むようにぎゅううと強く抱きしめられた。
ちゅ、と音を鳴らして
唇を離したスニョンが口角を上げて微笑む。
その言葉にどう反応すればいいかわからなくて黙っていると
なんて冗談めいた声が聞こえて少し安心する。
そうして、わざとらしく肚の中でくちゃりと音を鳴らすソレに
もういっそ気を失えばいいのにと心から思った。
-続く-
全然更新してないのに
続きを待っててくれる人たちが居てくれて
私、泣きそうですー( 。゚Д゚。)
今回はスニョンが学校で生徒に
つきまとわれてイライラして
ウジに八つ当たりしちゃった的な感じですww















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!