第15話

Chapter14
871
2024/01/07 03:40
モブ
ぐふっ…!こ、降参!
許してくれぇっ…!!!
(なまえ)
あなた
…?
どうしてです?
モブ
俺が悪かった!何でもするから!
だからっ_______































(なまえ)
あなた
…卑怯だね
モブ
…へ
ボキャッ
(なまえ)
あなた
…ふぅ
あーあ…資料が辺りに散らばっちゃったよ

速く集めて学園長室に行かないと
(なまえ)
あなた
…じゃあ、僕はこれで
相手の人気絶しちゃったけど…

まぁ放っとけばなんとかなるよね
???
…うっわヤバ




























(なまえ)
あなた
ここかな…
それにしても初日でいきなりこの仕事量…

なんか凄いなぁ
(なまえ)
あなた
…誰ですか?
???
ありゃー…ばれちった
(なまえ)
あなた
…あれ
(なまえ)
あなた
ラギー先輩
ラギー
アンタさっきの大丈夫スか?
(なまえ)
あなた
大丈夫って…何がですか?
ラギー
さっきの喧嘩!
あー喧嘩…

もう気にしてないんだけどな

確かに廊下でやったからいろんな人の目にはつくよね
(なまえ)
あなた
お騒がせして申し訳ないです…
ラギー
逆にめちゃくちゃ強いのに
ビビったっス…
ラギー
皆魔力だけ強いって思ってました
からねぇ
(なまえ)
あなた
…まぁ、魔力が多いのは事実ですし
ラギー
…言うねぇ
僕はそのせいで誘拐されて売られたわけだし…

出来ることなら平凡に生きたいと願ったこともある。

だけど…
(なまえ)
あなた
そのおかげで、
今は楽しく過ごせていますし
(なまえ)
あなた
僕は満足です
ラギー
…そっすか
ラギー
まぁ、困ったことがあったら
聞いてほしいっス!
(なまえ)
あなた
ありがとうございます
その時になったら頼ります
ラギー
じゃ、またねっス!
(なまえ)
あなた
はい、では…
ラギー先輩、いい先輩を持ったかな



























放課後
(なまえ)
あなた
さて、僕は約束を果たさなきゃかな
一体あのジェイドと名乗る先輩がなぜジャミル先輩なんかをつけたがっているのか…この目と耳で確かめないとね
(なまえ)
あなた
(背に腹は代えられないしね)
確か、オクタヴィネル寮の…モストロラウンジ?

っていうカフェで落ち合う予定だよね





















オクタヴィネル寮 モストロラウンジ
ガヤガヤ ワヤワヤ
(なまえ)
あなた
かなり人がいる…
こういうところに、カリム先輩は居ないだろうね

ジャミル先輩が止めるもん…
(なまえ)
あなた
(ジャミル先輩、僕が助けますから…!)
モブ
お客様、1名様で?
(なまえ)
あなた
あっはい…
モブ
こちらのお席へどうぞ
モストロラウンジって、そう言えばお店だったね


















そうして僕はカウンター席に案内され、メニュー表を貰った。アイスティーから海鮮パスタまで、種類は豊富だった。
(なまえ)
あなた
(なんか頼んだほうがいいかな…)
(なまえ)
あなた
えと…オススメとか
モブ
ん〜…だと高いのとかになりますね…
(なまえ)
あなた
全然いいですよ
モブ
ではスペシャルセットをご用意しましょう
(なまえ)
あなた
じゃあそれでお願いします
スペシャルセット…なんだろうそれ

店員が去ったあと、僕はもう一度メニュー表を見る
(なまえ)
あなた
2万マドル…
確かカリム先輩のところで暮らしていた頃の料理は平均一品が2〜3万くらいだったから…普通くらいかな
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珊瑚の海カクテル  1500

ベーコンとキノコのカルボナーラ 2500

輝石の国原産ロールパン  1500

人参と玉ねぎのクリームスープ  1500

ドリンクバーセット  2000

アフタヌーンティーセット  6000

アズールポイント追加点5点入手  5000

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(なまえ)
あなた
(なるほど、これで合計2万…)
…アズールポイントってなんだろう

これだけ無駄に高いような…

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