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第1話

兄弟
202
2024/04/22 13:49
翔太side
俺には生まれた時から一緒の双子の弟が居る。
学校に行く時も、トイレに行く時も、お出かけする時も全部一緒だった。


涼太「翔太〜このお人形貸して?」
いつもこうやっておねだりされた時は絶対に貸してあげる。
翔太「良いよ〜」
涼太「ありがと〜!!!!」
何年か時は経ち、俺には好きな人が出来た。
涼太に言いたいけど中々言えない。
涼太「翔太〜話したいことがあるんだけどいい?」
翔太「いいよ」
涼太「俺ね好きな人が出来たの。」
翔太「え?誰?」
涼太「隣のクラスの○○って子」
俺の好きな人だった。
翔太「そうなんだ」
涼太「今からここ呼んでいい?」
翔太「良いけど、」
10分後…、


ピンポーン
涼太「はーい」
○○「急にどうしたの?」
涼太「俺、○○の事が好きです!付き合って下さい!」
いきなり俺の前で告白した。
流石に断るだろ、と思っていたが
○○「よろしくお願いします!!」
まさかのOK、
翌日、
俺は双子の涼太に腹が立った。
昔から許して来たけどこれだけは許せない。
俺は涼太の胸に包丁を刺した。


自分の視界も暗くなっていく。
あ、そうだね































俺達は何時でも一緒だもんね。

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