第30話

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2019/04/03 13:42
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そーだ。


そーいえば、社長に言ってないなぁ


" 俺とあなたが付き合った " ってこと。


はよ言わな、変な噂であなたとかAAAを

傷つけてしまうからな。



秀 「 なんか悩みごとかー? 」

真 「 んあ、秀太〜 」

秀 「 なーんでもこの優男末吉秀太に

話してみなさい 」



今日はレコーディングでみんな一緒に楽屋にいる

待ち時間に社長にいつ言うか悩んでたら

それを察したのか、俺のとこに来て

話を聞こうかと尋ねてくれた秀太


真 「 あんなぁ、、、 」


それから俺の悩み事を秀太に伝えると


秀 「 それは早く行った方がいいね 」

真 「 やんな〜 」

真 「 あなたはどーやろ? 」

秀 「 聞きに行ってみよーぜ 」

真 「 おん 」


楽屋の端で雑誌を読んでるあなたの元へ。


真 「 あなた 」

『 お、真司郎 』

『 どーしたの? 』

真 「 俺らの関係のこと、社長に言いたい? 」


秀太は隣であなたを見つめてる

ここであなたが " 言いたくない " と言ったら

無理に言えないしなぁ、、、


『 私は言いたい 』


少しの沈黙を破ったのはあなた。

答えは " 言いたい " 。


真 「 ほんま? 」

『 うん 』

『 だって、こそこそしたくないから 』


あなたらしい理由

俺はそれを聞いて嬉しかった

秀太も微笑んでいる


真 「 ほな、今度休みが被ったら社長に言いに行こか 」

『 うん! 』

真 「 、、ありがとうな 」

『 ?? 』

『 どーしたの?" 』

真 「 なんもなーい 」

『 そーお? 』

真 「 そーお。」


そんな会話を終え、レコーディング再開

最近はずっと新曲の制作で忙しく

やっとみんなが納得出来るもとができた

やからみんな今日のレコーディングが

楽しみやってん

もちろん俺もな?

この曲のあなたのパートが特に楽しみやぁ

透き通った声、感情のこもった表情で歌う

あなたは誰よりも綺麗。


今日のレコーディングでもやっぱりみんな

張り切っとって、調子よかったから

仕事はスムーズに進んで、予定より早く終わった



秀 「 しーんじろ 」

真 「 んー? 」

秀 「 今からあなた姉がoffなら

今日社長に言いに行ったら? 」

真 「 そやな、早めがええしな〜 」

真 「 あなたに聞いてみる! 」

秀 「 そーしな 」


真 「 あなた〜 」

『 ん? 』

真 「 このあと仕事ある? 」

『 んーん 』

『 今日はもうoffだよ 』

真 「 なら、これから社長に言いに行かへん? 」

『 あ、そだねぇ 』

『 早めがいいもんね 』

真 「 おん! 」

『 じゃあ、ちょっと帰る準備するから待ってて 』

真 「 はぁーい 」


秀 「 どーやった? 」

真 「 offやて!」

真 「 やからこれから行く〜 」

秀 「 そかそか 」

秀 「 社長なら反対とかせんやろ〜 」

真 「 そーやといいけどな! 」

秀 「 まッ、ふぁいと〜 」

真 「 ありがとう、秀太! 」

秀 「 優男日本代表末吉秀太に任せなさい 」


そんな優しい秀太に応援してもらったし

結構緊張するけど、

今から社長のもとへ行きます!





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