まじか、恥ずかしいな。
でもずっと家にいるからいいか
〜夜〜
ガチャ
最近飲んでなかったからな
〜〜〜〜〜
あー…だいぶ酒が回ってきた…
規則正しい寝息を立てている
…告白されたのも酒飲んでる時だったな…
〜〜〜〜〜
結構仲良くなってよく飲みに行くようになったころ
いつものように酒を飲みながら話していた。
え、付き合う?恋人ってこと?
そう言ってその日は解散した
伊武は至って真面目だ。
俺も…好きだ
でも周りから見たらどう思われるかわからない
でも
そんなことよりも伊武と付き合うほうがいいに決まってる
〜次の日の夜〜
昨日と同じ店。
店内は騒がしく、俺たちの会話なんて誰にも聞こえていない
その時は酒も飲んでいない
なのに顔が熱くて心臓がドキドキした
伊武の目は少し潤んでいて、普段の彼からは想像もできないほどの
笑顔だった。
〜〜〜〜〜
…いつの間にか寝ていたようだ。
ズルッ
背中には伊武のコートが掛かっていた
随分と昔の夢を見たな…いや、そんなでもないか












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!