第4話

story4
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2021/08/17 04:51 更新
フクロウ(ホコ)
ホーホー
イライ・クラーク
、、、、、、?
誰かに頭をつつかれる感触とともに目が覚めた
夜空だったはずの空は
いつの間にか星や月が消えて朝になっていた
イライ・クラーク
あのまま寝ちゃってたのか
フクロウ(ホコ)
ホー
イライ・クラーク
あぁ、起こしてくれてありがとう
イライ・クラーク
昨日はどこに行ってたのさ?
私の頭をつついた張本人
フクロウであるホコは時々居なくなってしまう
だが、ゲームが始まると帰ってくるため
私はそんなに気にしていなかった
フクロウ(ホコ)
ホーッ?
ホコは不思議そうに顔をかしげて
イソップくんに近づく
イライ・クラーク
その子はイソップくんだよ
イライ・クラーク
いろいろあって小さくなってしまってね
フクロウ(ホコ)
(ツンツン)
イライ・クラーク
あぁコラコラ、つつくんじゃない
イソップ・カール
、、、、ん~
イライ・クラーク
ほら、起こしちゃったじゃないか
頭をつつかれてイソップくんは起きてしまった
イライ・クラーク
ホコ、肩においで
フクロウ(ホコ)
ホー、ホー
イソップ・カール
んー、、、、?
始めてフクロウを見たのか
イソップくんはホコのことをじーっと見ている
イライ・クラーク
おはようイソップくん
イライ・クラーク
この子はフクロウのホコだよ、よろしくね
イソップ・カール
ほ?
イライ・クラーク
ホコだよ、ホ・コ
イソップ・カール
おこ?
イライ・クラーク
怒っちゃダメだな~(笑)
イライ・クラーク
ホ・コ
イソップ・カール
ほ・お
フクロウ(ホコ)
ホー
イライ・クラーク
(ホコが反応したし、まぁいいかな)
イライ・クラーク
名前も覚えられるようになってきたね
そう言いながらベッドから立ち上がる
イソップ・カール
、、いりゃい、、といれぇ
イライ・クラーク
えっ?待って待って!我慢してくれ!
大急ぎで荘園のトイレに連れていった
さいわいイソップくんの部屋から近かったため間に合った
イライ・クラーク
良かった
イライ・クラーク
(そう言えば昨日は一回もトイレに行かせてなかったな、、、)
イライ・クラーク
(次から気を付けよう)
イソップくんの手を洗い
私はエミリーさんの所に向かった
エミリー・ダイアー
あらイライさん
イライ・クラーク
やぁエミリーさん
エミリーさんの手元を見てみると
注射器や薬草、フラスコなどがあり
医師というよりも
科学者か研究者のようだった
イライ・クラーク
その、イソップくんの服とかはどうしたら良いのかなって
エミリー・ダイアー
あーその問題があったわね
エミリーさんは少し考えると
ひらめいた!と言いそうな顔をした
エミリー・ダイアー
そうだ!アンドルーさんに服を作ってもらったら良いんじゃない?
イライ・クラーク
アンドルーくんに?
エミリー・ダイアー
アンドルーさんは結構手が器用なのよ
この布を持っていって頼んでみたら?
イライ・クラーク
そうなのか、初耳だ
イライ・クラーク
じゃあ、さっそくアンドルーくんに頼んでみるよ
そう言うと私は布を受け取り
アンドルーくんの部屋に向かった
イライ・クラーク
(コンコン)アンドルーくん、いるかい?
アンドルー・クレス
(ガチャ)はい、、、
アンドルー・クレス
、、、クラーク?
アンドルー・クレス
それにイソップまで
、、、何その布
イライ・クラーク
実は頼みがあるんだけど、いいかな?
アンドルー・クレス
頼み?
イライ・クラーク
イソップくんの服を作ってほしいんだ
アンドルー・クレス
イソップの?
アンドルー・クレス
なんで僕が?
イライ・クラーク
手が器用と聞いてね
アンドルー・クレス
まぁ、ある程度はできるけど、、、
アンドルー・クレス
自信は無いぞ
イライ・クラーク
まぁ、今は着れる服さえあれば良いんだ
アンドルー・クレス
、、、そこまで言うなら良いけど
そう言うとアンドルーくんは私とイソップくんを部屋に招き入れた
アンドルーくんは布を受け取ると
棚から裁縫セットを取り出し
イソップくんの体のサイズを測りながら
手を器用に動かして布を繋いでいく
アンドルー・クレス
イソップ、腕を伸ばして
イソップ・カール
うぅ、、、、
イソップくんは怖いのか私の服を掴んでくる
アンドルー・クレス
あぁ~、イソップほら
そう言うとアンドルーくんは小さいウサギのぬいぐるみを出した
イソップ・カール
あぅ、、ちょーらい
アンドルー・クレス
はいはい
イライ・クラーク
そんなぬいぐるみ持ってたのかい?
アンドルー・クレス
あぁー、昔母さんが
「ほら、アンドルーの髪と同じ色のお友達よ」
って言ってこの人形をくれたんだ
イライ・クラーク
大事にしてるんだね
イライ・クラーク
でも良いのかい?
アンドルー・クレス
まぁ、しばらくの間だし
アンドルー・クレス
飾ってほったらかしにされてたからな
アンドルーくんはそう言うが
ぬいぐるみは古くは見えなかった
所々に直した跡があり
とても大事にあつかわれているようだった
アンドルー・クレス
よし
イライ・クラーク
どうしてそんな手が器用に?
アンドルー・クレス
昔、僕たちは金がなくてな
新しい服なんて買えなかった
アンドルー・クレス
だから僕は母さんに裁縫を教わって
穴が開いた服を直したり、新しい服を自分で作ったんだ
イライ・クラーク
なるほど
イライ・クラーク
お母さんに苦労かけないように頑張ったんだね
アンドルー・クレス
べっ、別にそんなんじゃない!!
イライ・クラーク
はいはい(笑)
アンドルー・クレス
っ、、、、クソが
アンドルーくんはイソップくんの耳を塞ぎながら呟いた
イライ・クラーク
(イソップくんに汚い言葉を覚えさせないようにだよね)
イライ・クラーク
(優しいな)

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