第51話

2-20 栞
44
2026/06/06 12:14 更新
みきりー。
あなたの下の名前いい加減気づかないんですかね
💙☔
え?いるまくん?
みきりー。
それもあるんですけど…
ゴトン

段ボールから何が落ちる。
💙☔
落ちたよ!
みきりー。
あは…このタイミングで落ちるか…
💙☔
どゆこと?
💙☔
ただの本…ではなさそうだね
いつもの明るい雨乃こさめ___

ではなく、暗く、曇った目で

みきりー。を見つめた。

そして、

いつもから感じられない低く、

何か重い声を発する。
みきりー。
その本は、1人の人間として、
みきりー。
自分が変わった時に読んでいた本。
みきりー。
けど、1番忘れられなきゃいけない
みきりー。
そんな想い出に、栞を挟んでいる。
みきりー。
あらすじどおりには進まないものです
そう言いながら、本を拾う。

そして、本から栞を取り出す。
みきりー。
僕には、大切な香りというのがあって
みきりー。
大切な人がいつもまとう匂い
みきりー。
___。この花言葉知ってます?
💙☔
あなたと一緒にいたい__?
みきりー。
そうです。
みきりー。
何年経っても、この香りは消えることがなかった
みきりー。
ほら、きっとこさめさんもあるはず。
みきりー。
この匂いを嗅いだことが_。
💙☔
この匂い…
💙☔
あなたの下の名前……?
💙☔
けど…関わりなんか_
みきりー。
クスッ運命ってやつじゃないですか?
みきりー。
ま、僕も飛び降りた後、
みきりー。
顔は別人からいただいたから
みきりー。
分からないんでしょうね。
💙☔
そう…
💙☔
あなたの下の名前が話していた大切な人が
💙☔
こんな身近にいたとはね
💙☔
________栞。
そう言って見つめる。

さっきとは違う、強いまなざしだった
今はもう、ただの
美樹人みきとです。
あまりその名前で呼ばれると、
気づかれてしまう。
みきりー。
だから、内緒ですよ?
💙☔
あなたの下の名前は、あの栞大切にしてる。
みきりー。
よかった…
ジャスミンの香りが、部屋に微かにした。
(なまえ)
あなた
ックショイ!
💜📢
噂?
💜📢
てか、ガチお前いい匂いだな
(なまえ)
あなた
わ//匂いフェチですか?
💜📢
違うよw
💙☔
死んでないって言ったら喜ぶのに
みきりー。
大切な出会いをしているから
みきりー。
今は、僕が出る時じゃない。
みきりー。
ライブの時にでも明かします?
💙☔
じゃなきゃ、あそこ
💙☔
ぜっっったい結ばれない!!
みきりー。
それもそうかもですねw
みきりー。
この栞は、
みきりー。
時期が来るまでとっておきましょうか
💙☔
だね~
💙☔
よしっ!掃除終わったら、ゲーム
💙☔
絶対やるよ!
みきりー。
……はいっ!

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