「ジャーン!見てこれ!!
「ピアッサーだね…。
「そう!!開けたいの!
「ジェシーだろ?
「ううん、樹に。
「は?俺?嫌だよ…。
「これは耳じゃなくて…ここ
Tシャツの上からなぞると
びくってした。
まさかの場所だったらしい…。
「やだ…
「俺のモノっていう印!
「そんなのつけなくても、
離れないよ…?
「あら、可愛い…♡
ま、そんなこと言わずに~♡
ぐだぐだ言う樹を横目に、椅子に
座らせる。
「ほら、脱いで…
「ん、ん…
「ほら、いい?♡
「…いいよ
「痛いよ~…
バチッ
「ッ……いたい…(泣)
「ぁ~ほら、泣かないで!
「がんばったもん、もういいの(泣)
「なぁんで~?両方つけて、だめ…?
「…がんばるから、ちゃんとみててね?
「やった!
バチッ
「ん"っ…みて、おれかあいい?
「可愛い!!世界一!!
「うれしぃ…へへ♡
少し血が出ちゃってるから
ティッシュで拭き取る。
ニップルピアスは安定するのが遅いから
触らないようにしなくちゃいけない…。
触れないのは残念だけど、これも
俺のモノっていう印にするから!!
我慢だね~!
ジェシーにね、ニップルピアスっていう
やつ開けて貰った!
俺頑張ったでしょ!可愛いでしょ!
っていっぱい言ってもらいたいの…
だって本当にジェシーのものに
なるために頑張ったじゃん…。
でもね、ジェシーは可愛いとか
大好きとか簡単に言っちゃうから
他の人に言わないように
見張ってなきゃ…。
だって、俺のジェシーだもん…♡











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。