あなた-side
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『太宰おはよう』
『さっさと起きて』
太宰「ん、あなたか、おはよう」
『探偵社に行こう!』
太宰「今日は入水に行ってから探偵社に、」
『えぇ、太宰入水すると戻ってくるまで長いし捜したくないんだけれど、』
『だから今日は入水ナシ!』
太宰「えぇ、」
太宰「うーん、まぁいいけれど、」
太宰「…って云うか、その格好はなんだい、??」
『なんだいって、なにか変だった?』
太宰「否、え、??」
太宰「否、似合ってはいるんだけれどそのザ・ポートマフィアって云う格好、」
『これしかないし、』
太宰「全身黒い服じゃないか、」
『でも此方の方が目立たなくない!?』
太宰「否まあ、」
『嗚呼じゃあ私後で服買っておくよ』
太宰「似合うの見繕ってあげようか?」
『遠慮しとく!太宰は仕事あるでしょう?』
太宰「嗚呼、否、」
『太宰はサボり癖直せるといいねぇ』
太宰「まぁ兎に角探偵社に行こう!」
『うんうん!』
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in-探偵社
太宰「此処だよ」
『へぇ、ビルなんだね』
太宰「嗚呼。探偵社はビルの4階だ」
『へぇ1番上なの?』
太宰「嗚呼。1番下にはうずまきと云うお店があるだろう?」
太宰「帰りに寄る?」
『うん、少し気になるから帰りに行こう!』
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太宰「おはよう!!」
国木田「おい!遅刻だぞ太宰!」
国木田「…って、誰だその後ろの奴は!!?」
太宰「嗚呼、この子は私のお嫁さんだよ」
『あ、はじめまして!太宰あなたです!』
国木田「、、」
国木田「ハァ!?!?!?」
国木田「太宰、御前、結婚してたのか!?」
太宰「まあ色々あってこの間結婚したんだけれどねぇ」
?「なんだい騒がしいねェ」
『あ、!!』
?「おや?なんだいこの子は」
『貴女!与謝野晶子さんでしょう!知ってる!』
与謝野「おや 妾を知ってくれてんのかい?」
『えぇ勿論!会ってみたかったんだよねぇ!』
『写真で見るより何倍もステキだねぇ、』
与謝野「そりゃありがとね」
与謝野「って云うかなんで写真なんか、」
『ナイショだよ』
与謝野「ふふっ、そうかい」
?「なんか騒がしいけどどうかしました?」
?「あーん兄様ぁ!」
?「誰かビー玉取ってくれない??」
?「どうしたんですか?」
?「誰…」
?「あ!もしかして!」
『わ、すごい沢山』
『って!敦くん!』
中島「嗚呼、やっぱりあなたさんだったんですね」
泉「ぁ…、」
谷崎「あれ、君は?」
谷崎「あれ?誰ですの?」
宮沢「わぁ!初めましてですね!」
江戸川「なになにー?」
『凄い、初めて写真以外で見たよ、すごいよ太宰!』
太宰「満足してくれたなら良かったよ」
『あ、私太宰あなたです!』
谷崎「えっ、太宰、??」
谷崎「兄妹とかですの?」
『うぅん、違うよ』
『私と太宰結婚してるから!』
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☆.♡60↑ありがとうございます~!!🥲👏🏻♡
今週は沢山投稿できると思うので楽しみにしててください🧏🏻♀️👍🏻♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。