保健室を出た瞬間焦凍の顔。
ご尊顔が歪んじゃった。
胸をなで下ろしつつ、保健室のドアを閉めて焦凍を見る。
見せてくる指を見ると、
あれこれほんとに紙で切ったのかな。
包丁で切った時並に血が出てるけど大丈夫そ??
「夢だけど、夢じゃなかったー!」ってやつね。
ていうかト〇ロ見てたんだ、焦凍。
気配を察知して焦凍の肩を掴んで保健室に一緒に押し込む。
ピシャリと言う音がして、私は息を潜めた。
焦凍の口を思いっきり抑える。
ドタドタとうるさい音と一緒に、
声が遠ざかっていくのがわかる。
ふぅ、と一息ついて焦凍の口から手を離した。
焦凍にため息疲れるとは…。
私って結構凄いのかな??
ピクっと眉毛を動かす焦凍。
もう地雷じゃないでしょ、どうせ。
,
焦凍の小さいけどハッキリと明確な言葉に、
思わず目を見開く。
……そっか、人は変わるんだ。
私も変わったように、焦凍も変わる。
うん、良かった。
ヒラヒラと手を振ってその場を後にする。
この頃最近、目障りだと思っていたヒーローとその卵に、こんな感情を持つようになったとは未だに知らない。
心に少し、新しい席が増え始めていた。
___________NEXT
気づいてる方も多いかもしれませんが、
この小説はフォロワー限定にしました。
理由はパクりがあったのでこの結果に至りました。
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急にフォロワー限定にしてすいません😭🙏














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。