○○side
ホームルーム
奏「よしっ、行くぞ!○○!!」
○○『え、どこに笑』
奏「んー……………………んふ笑」
○○『え、怖い怖い怖い怖い怖い怖い』
どこに連れていかれるのぉー!!
って思ってたら着いたのはふつーにショッピングモール
え?笑
奏「なにぼーっと突っ立ってんの〜?はいは
い行くよー!!」
私たちは2時間もかけて服屋さんや、メイク用具を見た
んーまぁ、正しくは奏が見てた
○○『奏ぁー…こんなにいっぱいどうするの
ー?』
私の両手にはいっぱいの紙袋たち
いくら使ったんだろう…
奏「んー○○ちゃんをもっと可愛くしちゃお
う計画!!あ、お金は気にしないで〜」
○○『そうだ…………奏の家お金持ちだったんだ
った……………』
奏「んーもうこれくらいでいいかなー?
よし、私んち行くよ!」
○○『んぇぇぇ!もう疲れたよ…………』
奏「あとちょっとだからね?ね?
そ・れ・に〜?私んち着いたら○○のだ
ぁい好きなマーマレードあるけど〜?」
○○『…………………誰が作ったやつ?』
奏「私」
○○『奏、時間ないよ!!急いで!!
待っててマーマレードォォォ!!!』
奏「ちょろ笑」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。