第8話

決断
740
2024/12/05 15:27 更新
⤴︎前回
どうして失敗した?


自分を追い詰めるほどに、色々な感情が溢れた

自分自身に対する失望、怒り、

仲間や見に来てくれた人、このステージに出させてくれた人たちへの罪悪感、


今まで練習してきて、必死に練習してきて。

絶対、絶対、絶対何があっても成功するようにやれることは全て尽くしてきた、はずだった。


なのに、俺のせいで、全部俺のせいで、


このライブの雰囲気も、グループの未来も全部壊した。



何も聞こえない、もう何も考えられない、そう思って必死になって会場から逃げるように走ったけど



本当に自分勝手だ。全てが。
時間はもうだいぶ過ぎていて、そろそろライブのセトリが全て終わって閉幕の時間ぐらいだった。


そういえば、


俺は仲間に謝れていない。
 こったろ  
っ…これだけは
何があっても逃げちゃいけないだろ、
そう自分に言い聞かせる。


何があっても、いつだって支えてくれた仲間だろ。

しっかり謝らなきゃ、


そう思い会場に戻った。
人が居ないことをよく確認しながら会場裏に入って行った。

きっとまだ、楽屋にいるはず、


ごめんなさい。そんな一言では済ませられないぐらいに酷いことをした。

だけど、だからこそ向き合わなければいけない。



その時だ。
.
ふざけんなっ!!!
ドア越しからでも聞こえる大きな叫び声。

ギター担当の同じバンドメンの声だった

いやぁマジであんな醜態笑うしかなかったわwww
誰か分からない声…

他のグループの人、?
.
っ…そんな言い方ねえだろ!!
.
っ、おま、落ち着けって!
他のメンバーのベース担当がそう言って荒立っているギター担当を止めようとする声が聞こえる。
ギターくんの演奏は良かったよ、ドラムもベースもすごく良かった。
だけどあのボーカルはねえわwww
その言葉が聞こえた瞬間、その場に大きな槍が刺されたように拘束されて、動けなくなった。


今日の話、俺の…話だった。


そうだ、思い出した。この声は今回のライブでは1番有名なバンドのリーダーだ。

俺たちなんかよりもたくさん大きなステージでライブしてきて、本当に歌も音楽も上手い人たち。
.
それ以上うちの仲間を侮辱するようだったら本当にッ…!!
.
おいっ、手を出すのはやめろ!!
相手は大手だぞ!!
ガタガタッと取り押さえる音が響く。
.
落ち着いていられるかよ!!
大手だろうがなんだろうが知らねえけど

仲間馬鹿にされて黙っているやつはいねえだろ!!
その言葉が放たれた瞬間、心がキュッとなった。

…俺を庇って、馬鹿にされても俺のために大手だろうが怒ってくれて

本当に…俺は良い仲間を持っていたんだ。



持ってしまって、いたんだ。
ギターくんはめちゃくちゃ良かったって言ってるじゃん、

俺のとこに来ればいいのに!
俺たちの所属事務所、今新しいグループのオーディションをしようとしてるんだよ

お前がやりたいってんなら俺から推薦してやるよ?
.
てんめぇ…誰がやるか!!!
えーもったいねー!w
君は才能あるから本当にもっと上に這い上がっていけるだろうに〜

わざわざ、あーんなお荷物背負う必要ないのにwww

ま、いいわwじゃあな〜
ドアに近づく音が聞こえたので急いで死角に隠れた。

行ったことを確認して、俺はまたドアの前に立った。
.
大丈夫か、
.
っ…本当に許せねえ、あいつ
そんな声が聞こえた。

その時だ。
.
っ、あれ?

いるじゃん、
そう言って背後から声をかけてきたのは、ドラム担当。

 こったろ  
っ、あッ…
声が出なくなった。

さっきまで言おうと決断してきたのに、
.
あ、帰ってきたのか…って、

こったろ、⁉︎
自分で部屋に入る前に、メンバーの方に気づかれてしまった。
.
あ、えっと…

アイツとの話、聞いてた、?
そう聞かれて、俺は何も言えずに俯いた。
.
っ…俺言わなきゃいけないことがあるよな、

ほんっとうにごめん!!!
 こったろ  
っ、え?
その言葉が放たれた瞬間理解ができなかった。


なんで、?
.
俺たちが、カバーできなかった。
ボーカルが歌えない理由なんて全部俺たちにあった、

お前は悪くないから!!

だからさ、絶対アイツが言ってたこと気にすんなよ!!
 こったろ  
っ…俺のせいだよ全部
.
違うって言ってんだろ、お前は悪くn…
 こったろ  
俺のせいだよ…!!!


そう叫んだ。


 こったろ  
失敗は、全部俺が悪い。お前らは全然悪くないよ、
だって言われてたじゃん、
「俺以外はみんな才能ある」ってさ、

俺がいるからこのグループはいけないんだ、
.
っ、何でそうなるんだよ、⁉︎
 こったろ  
そうとしか言えないだろ!!
至ってあの人も事実しか言っていなかった、!!

俺がいたら、このグループは一生成長なんてできないッ…
俺なんかがこんな居場所にいるべきじゃないんだ、

だからっ…




 こったろ  
“脱退”させて
そう言って俺は背を向けて走り出した。


もう、罪悪感に押し潰されそうだった。
.
ちょっ、待てって!!
.
待って!!
一度、ちゃんと話そうって!!
メンバーの声が聞こえたけど、そんな声はもう届かなくて。
ただただ、その場からできるだけ遠くに逃げた。





走って、走って、走って、


この決断が1番良かった。
この決断が正解だ。


そう言い聞かせた。

全部全部、辞めてしまおう。

いいじゃないか、今働いている職場で定年退職になるまで働いて、
そんな普通の人生が送れれば。


無謀な夢を追いかける、ここまで不幸なことはないだろう?


俺が犯してしまった罪は、大きく2つ。


仲間を謝らせたこと。


仲間を、信じ切ることができなかったこと。
 こったろ  
っ…
考えるほどに目頭が熱くなった。


いやいや、早く気づけて良かったじゃないか、

これからはこんな“無謀な”ことはしない。



そう生きようと思った。
だけど、仕事をしているうちに出会ったのは“歌い手”というものだった。


どうやらスマホ1つで簡単に誰でもできてしまう、

他のアーティストが出している楽曲をカバーするのが主な活動内容らしい。



元々歌は好きだった、音楽は好きだった。

だから、こうやって趣味程度になにも夢は抱かずに活動していけば気晴らしになるんじゃないか、そう思って始めるようになった。


そうして活動を始めて、しばらくしたら誰かから連絡が来た。


これが、れるちだった。


「DM失礼します!
一緒に、歌い手グループやってみませんか?
今、残りあと1人メンバー探してて!
こったろさんの歌声聞いて、すっごくビビッと来て!!

ご返信お待ちしております!!」


そんな歌い手グループ勧誘のDMだった、


なぜだろう、その時はあんなことがあったあとなのに。

やってみようかな、だなんて思って。俺はすたぽらに入った_












said こえ

こえ
そう、だったんだ…
何も知らなかった。


そんな過去があったなんて、

れる
こったん、

ありがとな!!
れるちが真っ先に言ったのはそんな言葉だった。
こったろ
え、?なんで…
れる
なんでって?
んなもん、
れるについてきてくれたからに決まってんやろ!

それに、歌も音楽も好きだったけど、
グループ活動、好きだったってことやろ?
だから、入ってくれるって言ったんやろ?
こったろ
っ…!

確かに、そうだね。
俺は元々誰かと音楽するのが、
すごく好きだったんだ、
くに
じゃあさじゃあさっ、

これからも、俺たちといっぱいさ、
歌ったり話したり馬鹿したりして、

全力でこの活動、楽しんでこうよ!
如月ゆう
うんうん、くにおの言う通りだよ、
ゆうさんたちは、こったんのことを受け入れるし、

ここは5人の居場所だからね!


それに付け加えて、僕は最後に言葉を添える。


こえ
いっぱい、好きなことしていこう、!
だってそれが1番だから。
こったろ
みんな、ありがとう
本当に、感謝が絶えないや、
そうこったんがいった。


よかった、

また5人になれて。


その時だ。
.
うっわぁぁぁぁぁ⁉︎
.
ちょっ、おま!!
.
ちょっと2人とも、⁉︎
おうあああああああ⁉︎⁉︎
ズデデデーンッッッ
れる
え、なんや⁉︎
れるちがそう言い振り返った方向をいっせいに向くと、


そこにいたのは、こったんの元バンドメンバーさんたちだった。
.
あー、えっと

盗み聞きみたいなことしてごめんなさい!!
れる
いやいや別に気にせんくてもええです!!
れるちが即座にそう受け答えた。
こったろ
お前ら…
.
…久しぶり!!

全部聞いてたけど、絶対俺たちには出てこなかった言葉だったよ。
いい仲間に、出会えたんだな、
そう言い、バンドメンさんはニコッと笑った。
こったろ
…うん、

最高の仲間だよ
そうこったんが言ってくれた。


僕も含まれていると考えると感激だった。
.
あ、そういえばさ!
俺たち、ここで今度ライブするんだよ!

良かったらきて!他の4人のメンバーさんもっ!
れる
えー!マジすかええんすか⁉︎
やったー!
そう言い、僕らは一枚ずつチケットをもらった。


…って。
こえ
が、が、が、

ガーデンシアター⁉︎⁉︎⁉︎
くに
えええええ⁉︎こんな大きなところでっ⁉︎
.
嬉しいことにチケットも完売!

やっとここまで来たって感じ!
如月ゆう
すごいんですね…!
キャパ8000ぐらいですよね?
.
そうっす!

もう本当にワクワクですね!!
れる
ええなぁ、れるたちもいつかそこまで行きたいなー!!
こえ
そうだね、!
僕はそう言った。




そんな和気藹々とした中だ



プルルルルルルル…
如月ゆう
あ、ゆうさんだ

電話出てくるね!
そう言い、ゆうくんが一度離れた場所へ行った。


スマホ画面を見た時の顔は、一度曇っていたような…?





…いやいや、気にし過ぎか、これは流石に…ね、?
主
えー、投稿はいつぶりですか!!

11/10らしいよ!!

えぬななは死刑ということで!!!


ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(首チョンパ)


死者蘇生ィ!!!復活!!!ドカーンッッッ(効果音)


えー、現在深夜ですね!!深夜テンションやめろ
 
主
みなさん、気づいていない人のために一応今回のこだわりを言っておきます。

こたさんが作中に罪について言ってるよね!そのうちの一つ、仲間を謝らせたこと。

ここはね、細かく掘り下げしてたんだけど気づいたかい?

れるさんはさ、「ありがとう!」って真っ先に言ってたのよね!
まずは感謝を改めて伝えたと。

そしてバンドメンと再会した時。
これ当初のプロットでは、お互いに「あのっ…ごめん!!」って言う予定だった

だけど、あれれれれこれ矛盾だろってことで、

「久しぶり!!」から始まらせた。


ここで、あの時通りにいつも通りに振る舞える仲間って本当に良い人だと思うんよね

ギターくんおきにかもしれんモブだけど((((((((
 
主
…って、
なんで俺の背中にロケットもどきがつけられてるんすかn




チュドオオオオオオオオンッッッッッッッ




主
イヤァァァァァァァァァァァァァ⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎
秒速一億キロメートルで木星に接近!()



ざぷーーーんッッッッ(ミシシッピ川に落ちる音)
主
うえっ、くっそさみぃ!!!

寒い寒い地球の冬とは桁違いの寒さ!!風邪ひく風邪ひく!!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ダス
主
わぁお前かよ

というかさ、
なんでモブは使い回しなのにお前はちゃんと吹き出しあるねん最後にしか出てこねえのに()
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
師匠がそうキャラ設定でやったんダスよ
主
モブにしたろか⭐︎
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
遠慮しとくダス
主
マジでさ、said◯◯にすると右用吹き出し作らないとダメだから
吹き出しくっそ分裂してめちゃくちゃ大変なんだよね…
だからどんどん吹き出し選ぶ欄見にくくなる

なんとかしてくれって!!!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
そう言われてもダスねぇ…
主
ねぇどうする⁉︎流にてゃくんへの繋ぎネタもう尽きた!!!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
知らんダス
主
無慈悲!!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
知らんダス
主
モブ同等の扱いにすんぞ
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
無慈悲なのはどっちダスか…
主
というか寝たいんやけど(現在深夜0時過ぎ)
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
じゃあ、もういっそるにちゃんを今ここ、
ミシシッピ川に一緒にダイブさせるのはドウダスか
主
もういっかそれで!!

よっし、るにてゃくんと混浴じゃん🥰(きしょ)

じゃあ次はこっちね!!おつえぬちゃん

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