青side
部屋に戻ると、先ほどまでスヤスヤと寝息を立てていたるぅとくんがいつの間にか起きていて、隣で寝ている莉犬くんを起こさないように静かに荷造りをしているように見えた
るぅとくんは僕の顔を見るなり、作業をしていた手を止めて安心したように胸を撫で下ろした
るぅとくんが、急について行くと言い出して聞かない
るぅとくんの気まぐれか、それともタケミカヅチ様が……
"代わりに黄谷の子を持っていけ"っていってたし……
いや、これ以上は考えないようにしよう
朝の6時、莉犬くんは起きてくるなり目の前の光景に驚いた様子だった
それはそうだろう、るぅとくんが少し大きなバッグを肩に掛け、僕は荷物整理をしていたのだから
僕たちが旅の準備をしている中、莉犬くんだけ一人で会話についていけていない
まぁ、詳しく説明をしない僕たちも悪いのだが。
あまり状況が理解できていない莉犬くんだったが、置いていかれるのは嫌らしい
僕の隣で、慌てて支度を始めた
【主の独り言】
もうすぐ年が明けますね
皆さんは今年の漢字一文字は何を思いつきますか
ちなみに私は「食」です
食べ過ぎて去年の今より2キロ太りました。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。