青side
渋谷の人混みの中を、るぅとくんを先頭にして人をかき分けながら歩いていく
言い方は少しひどくなるかもしれないが、るぅとくんに僕から付いてきてほしい、なんてひと言も言っていない。
まぁ、僕がいない間に莉犬くんがポロった可能性もあるが。
しかしながらも付いてきたるぅとくん、本当にこれはるぅとくんの本心?
それとも……
ただ…ホテルを探すと言っても、僕と莉犬くんはスマホとわずかなお金しか持ってきていない
どこか、安いホテルを探さないと
ここで僕が貧乏アピをしておかないと、るぅとくんとか絶対高いホテル見つけてきそうだから、先に釘を差しておく
そう言ってるぅとくんは自分の手持ちを確認し始めた
「約60万くらいですかね!」とニコニコ笑うるぅとくん。
……いや何してんの?
そう言ってさらに微笑むるぅとくん。
その「大丈夫」はどこから来ているのか…
誰だ、神社からの追手か…?
……え
さ、さとみくん…?
あけおめ!ことよろ!!
新年祝いで新小説出しました!!(mtor様)
よかったら見に行ってください!











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。