騒がしかった教室は一瞬で静まり返り、視線が全てこちらに向いた。
落ちた物を認識するのに時間がかかった。
脳が拒む。どっと脈拍が早くなる。
落ちたそれに心当たりはない。
それは、カッターナイフだった。
確かにカッターは私の鞄から落ちてきた。
それは私も見た。
でも、私は入れていない。
私は、こんなもの持っていた記憶がない。
嫌な気がした。
声のした方を向くと、震えた彼女が立っていた。
違うと、叫びたかった。
たかがカッターが落ちたくらいで、犯人にされちゃ堪らない。
喉が恐怖でで枯れている。
視界が狭まり、息が上がるのが分かる。
それでも、動揺したら負けだ。
わっと彼女は顔を押さえて叫んだ。
焦りや怒りが、一回転してもはや落ち着いてきた。
あぁまじでNRCだなぁ…!
こういうのに群がってくるんだ!
面倒くさくて、苛ついて、焦って、もう気持ちがぐちゃぐちゃだ。
言葉を遮られいらりとする。
被害者ぶってんのか?
彼女は顔をあげ、涙をぽろりと溢しながら言った。
苛々する。
何言ってんのお前。
その瞬間、大きな声が響いた。
アンケート
私(作者)いくつくらいだと思いますか?
小6以下
16%
中1
22%
中2
30%
中3
15%
高1
10%
高2以上
8%
投票数: 416票
ここにはする人なんていないと思いますが、
『何年生ですよね?私年上なんで~』
等のコメントは控えてくれると嬉しいです。
また、感想・交換宣伝・参考・把握コメント等はすごく歓迎なんですが、小説に関係のなく、見た人が嫌な気持ちになるコメント等は見つけ次第それなりの対処をさせていただきますのでご理解ください。
これからもじゃんじゃんばりばり書いていきますのでよろしくおねがいします!














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。