第4話

スタンド使い
524
2023/07/19 14:50
花京院典明
あなたの下の名前さん。おはようございます。
あなた
あ、おはよう花京院君。
何週間か経ったこの頃。花京院君が頻繁に家の前を通る気がしてならない。
あなた
花京院君って最近私の家の前によくいるね。
そういうと何故か挙動不審になる花京院君。私が笑いながら
あなた
なんか、ストーカーみたいね
そう言うと花京院君はいきなり焦りながら、「嫌だなぁ、そんなわけないじゃあないか。」なんて言われる。

何か、隠してる気がする。
花京院典明
僕は紳士だ。女性にそんなこと…しませんよ。
今の間はなんなのだろうか。
―――
今日も今日とて花京院君の緑のお友達が私の机に絡まってきている。

いつも通り撫でてあげながら授業を受けていると、なにか目線を感じた。
あなた
…ん?
横を見てみるとハイエロファントの触手だけだったはずが本体が直接私の隣にいた。
あなた
…ハイエロ君…どうしたの?
話しかけると、私の手を取ってハイエロファントが頭に私の手を乗せる。

何をしてるのか分からなくて困っているとある思考に思い着いた。

あなた
撫でて欲しいの?
そう聞くと嬉しそうに頷くハイエロファント君。可愛い。
頭をエアなでなでしてあげると何かまた視線を感じた。その視線の方をむくと花京院君がこっちを見て赤面。
―――
花京院典明
…僕のハイエロファントがすまない…
あなた
…お陰で授業が捗ったよ。
そういうとそれは良かった。と微笑んでくれる。

とても儚い。本当に大好きな同級生だ。
――――――
――――――
花京院典明
…本当に君を巻き込んでしまってすまない…
今は花京院君と帰っていたらひょんなことからその…スタンド使い?にスタンド能力で攻撃を受けているのだが…

ご都合スタンド能力すぎる。

何故かと言うと1つの箱に閉じ込められていて…まあ体制を変えることは出来るのだけれども…
あなた
…近いよねごめんね。
花京院典明
え、あ…あぁ、大丈夫です…むしろ…
あなた
?むしろ……?
オウム返しで聞くと花京院君は慌ててなんでもないと言い出す。

最近花京院君と関わってきて花京院君が凄い変わった気がする。

色んな人と話すことは出来てるが自分自身をさらけ出してはいない。

けれど、前よりも成長していると思う。
あなた
…花京院君は偉いね
そう言って花京院君の頭を撫でてやると目を見開かれる。
あなた
…私そういうとこ大好きだよ。
花京院典明
えっ?!…
顔を真っ赤にして前髪がピンッと立つ花京院君。
あなた
花京院君はウブだね〜…
花京院典明
ちがッ、…君がッ……あぁ、調子が狂ってしまう…
この後無事JOJOがオラオラして助けてくれました。

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