第34話

幹部とご対面
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2025/01/06 13:04 更新
二階堂紀之
幹部に会える・・・!!
 二階堂先輩は猫を見つけた子供みたいにウキウキしていた。
倉本祐一
来た・・・!!
 倉本祐一の声で一瞬で静かになった。
 正面にはとても大きい棚がどんっとあり、幹部達はその上に立っていた。
 自分が立っている場所からは少し距離があるため、ハッキリと顔は見えないが、4人の男の人がいた。
二階堂紀之
あれ?確か、幹部は5人だよな・・・。4人しかいねぇ。
小野寺彩
(休みなのかな?)
 すると、幹部の1人が声をあげる。
黒
俺は第1幹部の黒と言う。
黒
今日は第5幹部が少し遅れている。
小野寺彩
(まさかの遅刻!?)
小野寺彩
(幹部失格じゃない。)
黒
その間に幹部の自己紹介をしようと思う。
秋
俺は第2幹部の秋っす!
小野寺彩
(チャラ男・・・。)
東
私は第3幹部の東です。
小野寺彩
(真面目そうな人・・・。)
西
僕は第4幹部の西です。
小野寺彩
(優しそうだなぁ・・・。)
大沢和馬
全員、一文字じゃんか。
小野寺彩
(確かに・・・。)
倉本祐一
おい!幹部に聞こえたらどうすんだ!
秋
ってか、アイツまじで遅くね!?
秋
クビにしようぜ~!クビ~!!
東
静かにしてください。
秋
あ?何だとゴラァ!
西
仲良くしようよぉ。
小野寺彩
(いや、兄弟の茶番か!)
秋
だいたいアイツが悪ぃだろー!
黒
・・・黙れ。
秋
・・・・・。すいません。
小野寺彩
(黒って人、1人だけオーラが違う・・・。怖い・・・。)
西
・・・あっ。
東
やっと来ましたね。
 



 慌てて走ってきた第5幹部を見て、私は震えが止まらなかった。きっと大沢くんも同じだと思う。
 だって第5幹部は・・・・・。










































































































秋
おい浦川遅ぇーぞ。
浦川健人
ごめん!
 浦川くんだったから。




小野寺彩
嘘でしょ・・・。
大沢和馬
マジかよ・・・。
倉本祐一
ん?第5幹部のこと知ってたのか?
小野寺彩
知ってるもなにも・・・。
倉本祐一
?
浦川健人
ごめん!遅れちゃって。
黒
もういいさ。お前も自己紹介しろ。
浦川健人
第5幹部の浦川です。
 私は頭がクラクラしていた。
 噓だよね?これは夢だよね?
大沢和馬
彩。これは現実だ。
 今までの浦川くんの不可解な行動がすべて繋がった。
 隠し部屋にあったお金の写真、私に仕掛けられた盗聴器。
 あんな人と、ついこの間まで普通に話していたなんて信じられない。
 それに同じ教室で過ごしていたことも。
小野寺彩
・・・大沢くん、どうする?
大沢和馬
そうだなぁ・・・。
倉本祐一
お前ら、どうしたの?
 でも、絶望の中でもたった1つ。可能性の光がある。
 もしかしたら・・・。
 浦川くんが幹部なら・・・。
小野寺彩
大沢くん・・・。
大沢和馬
彩の言いたいことは分かる。
倉本祐一
何なのお前ら。
小野寺彩
今、1つの可能性があるの。
倉本祐一
は?
小野寺彩
私達なら取引を止められるかもしれない。

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